クールキャット
・在厩場所：福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容：週2回坂路コースで15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「周回コースでの運動開始後も歩様は良い意味で変わりありませんし、今週から坂路コースでの調教をスタートしています。まだハロン15秒程度のところですが、戸惑うことなく対応できていますし、ここまでは順調に立ち上げることが出来ていますよ。馬体重は５３４キロです」（8/28近況）
カラパタール
・在厩場所：福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容：周回コースで軽めのキャンター
天栄担当者「先週末こちらに戻ってきましたが、脚元を含めて馬体に異常は見られませんでした。今週から乗り運動を開始し、現在は周回コースで軽めのキャンターを行っていますが、その後も大丈夫そうなので、徐々に坂路コースにも入れていきたいと思います。馬体重は４５８キロです」（8/29近況）
ルージュセリーズ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン14～16秒のキャンター1～2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も先週と同様のメニューで進めています。自分からスッと動けるようになり、体も絞れて動きにキレが増してきましたね。ロードカナロア産駒らしく、トモにしっかり筋肉が付いており、馬体も見映えがするようになりましたね。来月には移動の声が掛かるでしょうから、更に状態を上げていければと思います。馬体重は４８６キロです」（8/28近況）
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周回コースでの乗り込みを開始したクールキャットですが、歩様に悪い兆候が見られないことから、この中間から坂路調教へ移行。いきなり１５－１５のところを乗り出していますが、スムーズに対応できているのは能力の証。個人的には夏の北海道シリーズへの参戦は否定的だったので、デビュー戦と同じ東京で２戦目を迎えることになりそうなのは歓迎です。ただ、目に見えない疲れがあるかもしれないので、坂路での負荷をたかめていくことには慎重にお願いしたいです。
デビュー戦で少し暴走してしまったカラパタール。牧場へ移動し調整を開始していますが、テンションが高くなった様子はなし。回復も順調に進んでいるのは何より。スピードの持続力はあると思うので、次走では平常心で競馬へ臨めるように対策を講じてもらいたいです。
ルージュセリーズは引き続き熱心に乗られていますが、活気は十分ですし、前向きさが出てきているのも好感。それでいて操縦性が高いのがカナロア産駒の魅力。芝でも通用して欲しい気持ちはありますが、やはりダートでこその馬なのかな？ その辺については早く手塚師のジャッジを聞きたいです。
