シェダル(牡・栗田)父ゴールドアリュール 母マイティースルー
日曜札幌10R 大通公園特別(ダ1700m)6枠10番 横山武J
・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:19日に札幌ダートコースで時計
栗田師「先週末に札幌ダートコースで帰厩後初の時計を出しました。長めから終い重点で追い切りを行いましたが、手伝っていただいた武史(横山武史)は『馬場が軽かったとは言え軽快な動きを見せていましたし、体もそれほど緩んでいませんね。息遣いも良好です』とコメントしておりました。そこで19日には同じく札幌ダートコースで併せて追い切りを行いました。3頭併せの最後方を追走から、直線では内目を通ってやや先着して終えています。抜け出してから少し遊ぶような面はあったものの、ラスト1ハロンの伸びはとても良かったですし、前走以上の状態で臨めそうですね。スムーズな競馬が出来ればこのクラスはすぐに勝ち上がれる馬だと思っていますので、外枠を引いてこの馬のリズムで運びたいですね」(8/19近況)
横山武 15札ダ不 71.2- 55.5- 40.8- 11.5 強めに追う
横山武 19札ダ良 65.2- 49.6- 36.2- 11.8 一杯に追う リメス(二オープン)馬なりの内1.9秒追走同入
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第2回札幌4日目(08月23日)
10R 大通公園特別
ダ1700メートル 3歳上2勝クラス 特指 混合 定量 発走15:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 タイトロープウィン 牝4 55.0 田中勝春
2 2 モンオール 牝4 55.0 坂井瑠星
3 3 ブラックカード 牡6 57.0 岩田康誠
3 4 ヴィーダ せ5 57.0 勝浦正樹
4 5 ロンドンデリーエア 牡3 54.0 C.ルメール
4 6 シュプリームゾーン 牡6 57.0 柴山雄一
5 7 タマモサンシーロ 牡4 57.0 藤岡佑介
5 8 バンクショット 牡4 57.0 団野大成
6 9 テキスタイルアート せ8 57.0 大野拓弥
6 10 シェダル 牡3 54.0 横山武史
7 11 クリノカポネ せ5 57.0 亀田温心
7 12 マイネルアプラウス 牡4 57.0 丹内祐次
8 13 フクノワイルド 牡4 57.0 吉田隼人
8 14 グランデラムジー 牡4 57.0 池添謙一
○岩田助手 「前走は内で動けなかったからね。大きな馬なので自分のタイミングで動いていく形の方が合っている。放牧明けを1度叩かれて気持ちが入り、動きも素軽くなってきた。この馬のレースができれば」(競馬ブックより)
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連勝で臨んだ3歳OP・青龍Sでは同世代の一線級と手合わせすることになったシェダルでしたが、芝スタートが思ったようなダッシュが付かず、予想外の中団からの競馬。揉まれる競馬も初めてだったので、直線半ばでは余裕がなくなって8着に終わってしまいました。もう少しやれるかなと思ったのですが、力量差を痛感させられました。
その後は一息入れて、自己条件の2勝クラスからの出直しに。前走は初めての2勝クラスでの出走。斤量差もあって、人気を集めることになりましたが、経験豊富な古馬相手に現段階でどこまでやれるかは不透明。2勝している内容がやや強引にハナへ行って押し切るという形でもあったので、出資馬ながら人気程の信頼は出来ないだろうなあと見ていました。時計が速くなった際にも不安がありましたし。
そしてレースでは案の定、古馬の出脚が鋭くてハナへは行けず。ゲートは互角以上に出たのですが、そこからのスピードの乗りが一息。道中は内の3番手あたりからの競馬を余儀なくされ、ストレスを感じながらのレースになったと思います。勝負どころからは少しズブさを覗かせ、促しながらの追走。4角を回ってくる時の反応が良くなかったので、このまま沈んでしまうのかなと思う程。直線でいざ追われた際、グッと1段ギアが上がることはなかったですが、ワンペースのシェダルらしいジリジリした伸び。前との差を詰めることは出来ませんでしたが、何とか3着を死守して馬券に絡むことは出来ました。正直、物足りなさは残りますが、シェダルには東京戦に続き、良い経験に前走はなったと思います。
前走後はまたまた放牧に出て再調整。一生懸命走ったことで少し疲れが出るかなと見ていたシェダルですが、想像以上に回復ぶりが良く、淡々と乗り込みを消化。これならもう1走、札幌で使えるだろうということで、このレースへの参戦へ。10日競馬での出走となりますが、帰厩後は横山武Jを背に2本追い切りをマーク。しっかり負荷を掛けることが出来ていますし、ラスト1ハロンは11秒台。前走時は追い切りの動き・時計は地味だったので、今回は前走より動ける態勢で出走は叶うでしょう。1度使った上積みもそれなりにあるでしょう。
あとは自身の力をしっかり発揮できるレースプランに持っていけるかどうか。外枠を引き当てて、自分のリズムで追い上げていく形がベストでしょう。今回でこのクラスは2戦目。勿論、ここでの勝ち上がりを狙いたいですが、最低限でも前走から着順を落とす(4着以下)ことは回避したいです。
キャリアの浅い分、伸びシロはまだまだあるでしょうし、もっともっと上を目指してもらいたい1頭。ここで足踏みしないようにお願いします。