イルーシヴウェーヴの19(牡・尾関)父ディープインパクト
・在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「夜間放牧を継続しながら、移動に向けてウォーキングマシンやロンギ場などでの運動で、基礎体力作りに励んでいます。運動量が増えたことで、筋肉に張りが出てきて、見映えがするようになりました。時折気の強いところはありますが、学習能力が高くてこれからの馴致もスムーズにクリアしてくれると思います。馬体重は451キロです」(8/15近況)
○馬体重 438キロ 体高 153.0センチ 胸囲 172.0センチ 管囲 20.6センチ(募集時)
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ディープインパクト産駒はゼーヴィントの全弟パラダイスリーフを最後に出資していませんでしたが、産駒に出資する機会がこの世代最後になってくると思うので、今年は1頭(出来れば牡馬)は出資したいと考えていました。
勿論、堀厩舎のイスパニダの19が最有力でしたが、出資するには抽優を使って、抽選をクリアする必要がありましたし、ちょっと線の細さが気になりました。そこで次はキューティゴールドの19との選択に。運動神経の良さはキューティゴールドかなと思いましたが、前捌きの硬さ+トモの踏み込みの頼りなさから故障の不安が頭を過ぎり、少し気弱な感じにも見えました。そして最終的に残ったのがイルーシヴウェーヴの19でした。
馬体の張りが少し物足りないので体質面の弱さがあるのかなと思いますが、キビキビとした前向きな歩きは好感。重心は低いですが、体をしっかり使おうとしてくれています。半兄たちは2000m~2400mを守備範囲にしていましたが、こちらはマイル~2000mぐらいが良さそうなイメージ。あとは気の強い面がレースへ行っての勝負根性に繋がるように教育していってもらえればと思います。人の言うことを聞かないようでは困ります。
価格に似合った活躍をするのは容易ではありませんが、まずは大きな怪我をすることなく、順調に育成が進んでくれることを願うばかりです。そしてセレクトセールで高額で取引された全兄たちの成績に近づき、そして追い越せるように頑張ってもらいたいです。