ロコポルティ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・次走予定:第2回中京開催
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14~15秒
厩舎長「今月中には帰厩することになると思うので、この中間からより負荷を掛けた調教メニューに切り替えています。現在は坂路で15-15から、ラスト1ハロン14秒台まで脚を伸ばすようにしていますが、負荷を掛けてもしっかり対応して最後まで良い手応えで駆け上がってくれます。ここまで順調に進められているので、今の状態を維持しながら移動に備えていきたいと思います。馬体重は528キロです」(8/14近況)
ピクシーナイト
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・次走予定:第2回中京開催
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14~15秒
厩舎長「引き続き坂路で15-15のペースから、ラスト1ハロン14秒台まで脚を伸ばすようにしていますが、頓挫する前と比べると、今の方が動きに力強さが増していますね。脚元の状態も問題ないですし、暑さの影響を感じさせないほど活気も見られるので、この調子で帰厩に向けて更に動きを良くしていきたいと思います。馬体重は531キロです」(8/14近況)
グレイシャーパーク
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒
厩舎長「まだ幼いところがありながら、与えられた調教メニューはしっかりこなしてくれますし、順調に進められていますよ。先日、高橋忠師が状態を確認され、10月あたりのデビューを目標に進めていく方向で話し合いました。暑さが増してきているので、体調には気を付けながら、この調子で更に良化を図っていきたいと思います。馬体重は479キロです」(8/14近況)
アリーヴォ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒
厩舎長「負荷を掛けた後も順調に進められており、この中間も坂路で15-15のペースで登坂しています。本数を重ねても疲れを見せることはありませんし、徐々に余裕をもって登坂してくれるようになっているので、この調子で動きを更に良くしていきたいと思います。9月のデビューとなると少し急ピッチになりそうなので、10月のデビューを目標にしていければと思っています。馬体重は483キロです」(8/14近況)
イルデレーヴ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン17秒
厩舎長「先週と比較すると、平常心を保てるようになり、調教でもムキになることなく良いフォームで走ってくれるようになりました。デビュー前は前バランスでトモの甘さが目立っていましたが、一度レースを経験したことで、前後のバランスがとれてきているように思います。体調も良い意味で変わりないので、このまま徐々に負荷を掛けながら鍛えていきたいと思います。馬体重は487キロです」(8/14近況)
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:ウォーキングマシン
厩舎長「今週初めに状態を確認するために軽く跨ってみたところ、トモの踏み込みが甘く、まだ疲れが残っている印象を受けました。それと暑さの影響から夏バテ気味なので、一旦乗るのを控えて、状態が上向くまで軽めの運動でコンディションを整えようと思います。馬体重は474キロです」(8/14近況)
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ロコポルティは今月中には帰厩の予定。それに伴い、1段負荷を高めましたが、問題なく対応してくれています。以前は内面の弱さを覗かせていましたが、コツコツ乗り込んできたことでそういう面を見せてなくなっているのも好感。操縦性の高い馬だと思いますが、あとはどのくらいのスピードを秘めているかでしょう。
ピクシーナイトはこの中間から坂路で終いを14秒まで伸ばすようにしていますが、問題なく対応。コツコツ乗り込みながら馬体重は530キロ台まで増加。筋肉が付いた分、動きに力強さが出てくるのは当然の流れ。あとはオーバーワークに繋がらないように気をつけてもらい、通常よりも1~2週早めに厩舎へ戻してもらえればと思います。
淡々と調教メニューを消化しているグレイシャーパークですが、この中間に高橋義忠師の視察を受け、10月あたりのデビューを目指すことに。これで目標が出来たので、スケジュールを組んでいって、体力強化&動きの質の向上に努めてもらえればと思います。
アリーヴォも10月あたりのデビューを目指すことに。与えられたメニューをしっかり消化できているのは心強い限り。ただ、心身の幼さが残るのは事実。特にアリーヴォは体つきが幼いので、全体的に肉付きが良くなってきて欲しいです。
NFしがらきへ戻ってきた当初、テンションの高かったイルデレーヴですが、少しずつ落ち着きを取り戻してきた様子。それに伴い、調教中にムキになる面が少なくなり、バランスの取れた走りが出来るように。デビュー戦でも道中のスピードには見どころがあったので、追ってからひと伸びできるように力をつけてもらいたいです。
状態を確かめるために跨ったところ、トモの踏み込みが甘く、デビュー戦の疲れが残っていることが分かったバラキエル。暑さが堪えている様子も見られ、これはちょっと立て直しに時間が掛かりそう。とにかく今は軽めの運動に終始し、状態の落ち込みを出来る限り、食い止めてもらわないといけません。