土曜札幌3R 3歳未勝利(ダ1700m)7枠14番 池添J
・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:12日に札幌ダートコースで時計
稲垣師「12日に札幌ダートコースで追い切りを行いました。単走で半マイルから終いサッと脚を伸ばす程度でしたが、最後までしっかりとした脚取りで走れていて、動きは悪くありませんでした。前走の疲れも先週あたりから取れてきていますし、息の感じも問題ありませんから、今週予定通り出走させることが出来そうです。引き続き手綱を取ってくれる池添Jは、『前走の感触からもっとこの馬の良さを引き出せるような乗り方をしたい』と言ってくれていて心強いですし、何とかこのチャンスを活かせるように頑張ってもらいたいですね」(8/12近況)
助 手 12札ダ稍 57.0- 41.9- 13.5 馬なり余力
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第2回札幌1日目(08月15日)
3R 3歳未勝利
ダ1700メートル 指定 馬齢 発走10:55
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ケイアイタカプナ 牡3 56.0 大野拓弥
2 2 テイエムシュンソク 牡3 56.0 菱田裕二
3 3 スズカサウスソング 牡3 56.0 加藤祥太
3 4 レッドシリウス 牡3 56.0 横山和生
4 5 メイショウニタボウ 牡3 56.0 川島信二
4 6 ウラワザテクニック 牡3 56.0 丹内祐次
5 7 ニンギルス 牡3 53.0 秋山稔樹
5 8 ビットクラッシャー 牡3 56.0 C.ルメール
6 9 リョウランハート 牡3 56.0 吉田隼人
6 10 サイモンバトラー 牡3 56.0 黛弘人
7 11 ベルラガッツォ セ3 56.0 池添謙一
7 12 シャークスコーブ 牡3 55.0 団野大成
8 13 イチジン 牡3 56.0 水口優也
8 14 スティーヴン 牡3 56.0 柴山雄一
○柴田助手 「トモが良くなりましたし、ブリンカー効果もありました。ハナにもこだわらないので、あとは手前を替えてくれれば」(競馬ブックより)
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前走の函館戦はブリンカー装着と馬具を工夫、そして前々で粘り込みを図る競馬で変わり身を目指したベルラガッツォ。内枠を味方にハナを奪い取ると、道中は少し引き離し気味の逃げ。折り合いを付けて淡々と後続を引っ張り、先頭で4角を回ってきた時にはこのまま押し切れそうな雰囲気。『これは!?』と一瞬力が入ったのですが、直線で追い出しに掛かると、スッと手前を替えられず。池添Jも懸命に努力してくれたのですが、最後は苦しくなったこともあるのでしょう。脚色の違う2頭が直線でグイグイ伸びていき、好位追走から伸びてきた馬との3着争いに。何とか凌ぎ切って欲しかったのですが、最後はハナ差交わされての4着。勝ち負けの争いには食い込めなかったですが、積極策を味方に変わり身を見せることは出来ました。
ただ、一生懸命走ったことで疲れ・反動が出てしまうことに。また、この中間は函館から札幌への移動もあったので、時間を掛けて回復に専念してきました。その為、中3週のローテでも、前走後の追い切りは2本のみ。滞在競馬でこの馬なりに落ち着いてはいるようですが、時計は平凡で馬なりと軽めの内容。デキを維持するのに懸命という感じで、状態面の上積みは見込めません。
そんな中、強調点と言えば、連続で池添Jが乗ってくれること。前走での感触を生かして、何か工夫してくれそうですし、大胆に勝ちを狙っていって欲しいです。枠が外になったのは残念ですが、揉まれなければ2~3番手から競馬も出来ると思います。小回りのダ1700mも合っていると思うので、あとは直線でGOサインが出た際に、きちんと手前を替えることが出来るかどうか。そこに尽きるのかなと思います。
ここで掲示板を外してしまうと、進退問題の話になってくるかと思います。血統馬で出資することが出来た時は嬉しかったですし、期待が高まったのですが、まさかのこの成績。走る馬を見つける難しさを教えてくれた1頭です。何とか1発逆転の花火をここで上げてもらいたいです。