サリオス
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2250m
担当者「この中間も坂路と周回コースでの調教で進めています。心肺機能の高い馬ですから、この程度のペースであれば運動後の息の戻りは早いですね。獣医には定期的に右トモのチェックをしてもらっていますが、今のところは特に問題ありませんから、来月は15-15を始めていきます。馬体重は558キロです」(7/31近況)
ポレンティア
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2400m
担当者「この中間は坂路調教の回数を増やしましたが、ペースは上げていません。硬さの方もそれほど気にならないくらいまで解消されてきていますし、来月にはハロン14秒ペースを始められるでしょう。今後もトモを中心に、疲れを溜めない程度で乗り込んでいきます」(7/31近況)
ディランズソング
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:ウォーキングマシン
担当者「予定通りウォーキングマシンでの運動時間を増やしましたが、先週と良い意味で変わりはありません。もう暫くはこのメニューで進めていく予定ではいるものの、トモの状態次第では来月半ばからトレッドミルでの運動を開始することも視野に入れています。馬体重は556キロです」(7/31近況)
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サリオスは坂路と周回コースを併用して鍛錬中。さすがにG1馬なのでこのぐらいのメニューは難なく対応してくれています。右トモに弱さが残りますが、その点については常に注意・ケアを行うことで、悪くなることを避けてもらいたいですし、対面の左前に負担が掛からないようにも気をつけてもらえればと思います。
ポレンティアはこの中間から坂路入りの日を増やしていますが、疲れ・反動は許容範囲。周回コースで体を大きく使うことを意識して乗っているのが役立っていると思います。今後は1歩負荷を高めるようですが、少し気になる点があれば、すぐさま軽めの調整へ一旦切り替えてもらえればと思います。
ディランズソングは引き続きウォーキングマシンでの運動のみ。トモの動きにスムーズさが増してくるまでは現状のメニューを続ける様子。まずは不安要素をしっかり取り除いてもらえればと思います。