ロードベイリーフ（牡・森田）父ヴァンセンヌ 母ショウナンアオバ
６月27日（土）阪神９Ｒ・出石特別・混合・芝1400ｍに幸Ｊで出走。16頭立て８番人気で４枠８番からハイペースの道中を３、３、２番手と進み、直線では内を通って０秒３差の４着でした。馬場は良。タイム１分21秒６、上がり36秒０。馬体重は８キロ減少の４７４キロでした。
○森田調教師 「ゲートが速くて道中の手応えも上々。相応のペースで流れていたのですけどね。交わされてからも結構な踏ん張り。1200ｍでもイイかも･･･とジョッキーが談話を述べたように、やはり短い距離が合うのだと思います。昇級後は苦戦が続いたものの、今回の感じならば通用しそう。大きな問題さえ無ければ続戦で行きましょう」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
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【次走へのメモ】
好位でスムーズにレースを進め、直線へ向いたところで一度は先頭へ立とうかというシーンがあった。もうひと伸びが利かずに４着だったが、距離短縮でレース内容は大きく良化。（Ｇ誌）
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、７月11日（土）阪神・３歳上１勝クラス・混合・芝1200ｍに福永騎手で予定しています。
○森田調教師 「大きなダメージは無さそう。ただ、近々に1400ｍ戦が組まれていません。前回の感じならばスプリントでも大丈夫。中１週でスタンバイしましょう。梅雨が明ければ一気に気温も上昇するはず。ここを使って夏休みがベターかな･･･と思います」
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１勝クラスに上がってから低迷が続いていたロードベイリーフ。今にして思うと、マイルで未勝利を勝った時に池添Ｊがホント上手に乗ってくれたことで快勝。それが番組選びを惑わせた感じがします。それ故、低迷続きの現状ですが、以前に好内容の走りを見せてくれた芝１４００ｍなら浮上の余地を感じていました。逆にここでもダメなら早くも"頭打ち"というのが文字が重くのしかかってきます。
今回、結果を知ってからレースの映像を見直すことになったので、パドックの雰囲気は分かりかねますが、前走からマイナス８キロでの出走に。未勝利時は少し余裕のある体で走っていたと思うので、これぐらいでも細くはなかったと思います。
レースぶりですが、五分のスタートから二の脚は上々。ハナに立てそうなぐらいでしたが、内からテイエムミラージュやサイモンハロルドが手綱をしごいて前へ行ったので、競り合うことは避けて、幸Ｊとベイリーフはそれらを見る形で３番手での追走。道中の手応えは上々で悠々と追走できていましたが、レースが思ったほど流れなかったのはやや誤算だったかも。ベイリーフの直後には１番人気のスマートラージュがピタッとついてきていました。
直線を向いて少し手綱を緩めると、ベイリーフはスッと先頭へ並び掛けて前へ出るも、その直後に潜んでいたスマートクラージュは早めに先頭に立つことを選択。アッサリ交わされることになり、展開面で厳しくなりましたが、パタッと止まることなく、最後までじりじりと抵抗。その後２頭に交され、決め手の差が出たと言えますが、４着と粘り通してくれました。昇級して苦戦続きでしたが、距離短縮がやはり吉と出て、このクラス突破にメドの立つ走りを見せてくれました。正直、４着でもホッとしました。
レース後のベイリーフですが、大きな落ち込みはなし。このまま在厩で進めていくことになりましたが、芝１４００ｍの番組が近々ないということで、更に１ハロン距離を短縮することを選択。中１週のローテが少し気になりますが、来週の阪神・芝１２００ｍを福永Ｊで予定しています。
今回のスタートなら距離短縮でもスッとレースの流れに乗れるでしょう。そして道中は早め早めに仕掛けていって欲しいです。渋太さは備えていますが、今回のように緩い流れで一団での競馬になると決め手の差が出てしまうので。個人的には１２００ｍでもハナを奪いに行くくらいの積極性を期待しています。次走でビシッと２勝目を決め、良い形で夏休みに入ってもらいたいです。
