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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

【出資馬紹介】ヴェルトハイム

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ

【本馬の特徴】

母ワイルドココは英国でG2・1勝、G3・2勝。ヴェルメイユ賞では後の凱旋門賞トレヴの2着に入った真の実力の持ち主でした。繁殖生活へ移ると、初仔シグナライズが2歳時に連勝。今秋には第3仔ヴィースバーデンが上がり33秒8の末脚を駆使してデビューVを飾っています。本馬は十分に幅がある頑強な作りでバランスも絶妙。これまでの母の産駒と同様に優れた資質を秘めていそうです。

【血統背景】

母は欧州の芝中長距離戦線で活躍も、姉シグナライズは芝1200 〜1600mで活躍。姉ヴィースバーデンは芝1800mで新馬勝ちしました。母の父シロッコ独ダービー、BCターフの勝ち馬で、祖母の父シュテルンケーニッヒも2400mの独G1馬。近年はソウルスターリングやヴェロックスなど、母系にドイツ血統を持つ馬が活躍していますが、母はそれらの母よりもドイツ色が濃い配合です。父の産駒で母系にドイツ血統を持つ馬には、ケーニッヒシュトゥールとズルムーが本馬と共通するハーメティキストが芝1800〜2000mで2勝。 キングカメハメハ産駒で母の父モンズンのケルフロイデも京成杯2着など中距離戦で活躍しており、本馬も中距離に対応できそうです。

○馬体重 474キロ 体高 159.0センチ 胸囲 181.0センチ 管囲 19.5センチ(募集時)

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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(出資理由・募集時に記載分)

母ワイルドココの仔は4頭募集されていますが、シグナライズ・ヴィースバーデンに次いで3頭目の出資。この馬の全姉にあたるファンタライズは出資しませんでした。

早生まれということで立派な馬体を誇っているワイルドココの18ですが、募集動画を見ると大きさを感じさせず、まとまりのある好馬体。頭部が軽い(小顔)のでそう見せるのだと思います。また、シグナライズやファンタライズはむちっとした迫力ボディタイプなのに対して、脚捌きは滑らかで身のこなしの良さを感じる馬。脚の可動域は広く、ヴィースバーデンに近いタイプかなと思います。気性に関しては調教のピッチが上げていくとピリピリしてくるでしょうが、姉たちよりはマイルドそう。

預託先は栗東・友道厩舎。ロードとの付き合いはこれで3頭目で全てロードカナロア産駒です。有力馬を多数抱えている厩舎なので、馬に力がないと扱いが雑になってくるかもしれませんが、これまでとは血統&デキが違う馬ですし、幾らかでも成長が早いという点では早生まれなのはプラスかも。マイル~1800mぐらいが合いそうなイメージで牝馬特有の切れる脚を使ってくれそう。

日本での生活に慣れ、ワイルドココの仔のデキは年々上がってきているように思うので、これからも妹弟は積極的に出資しようと思いますが、まずはワイルドココの18が母親の名を高める・知らしめる存在になってくれることを願っています。

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背中の良さはこの世代でも1番と評価されるなど素材の良さは間違いないも、この母の仔はレースを使っていくと難しいところが出てきます。ただ、姉たちと比べるとそこまでピリピリしてくることはないのかなと思います。

現状は幾らか体力不足なところもあるので、じっくり進めていって欲しいです。