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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

前走の大敗を受け、しっかり立て直して臨むことは出来たも、今回はスタート直後の不利が全て。そして折り合いを気にし過ぎて大事に乗り、直線で懸命に脚を伸ばすも前が止まらずに16着。レースに参加できずに終わる。★ペースセッティング

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング(牡・安田隆)父Showcasing 母Jet setting

土曜京都11R 葵S(G3・芝1200m)16着(3番人気) 横山和J

横山和生騎手「ゲートの出は速くないと聞いていましたが、これまで以上にスピードのある馬が揃っていたこともあって、想定していたよりも流れに乗って行くことが出来なかったです。無理に押っ付けていくと折り合いを欠いてしまい、これまでの調整が水の泡になってしまう恐れがありましたし、あの位置から少しでも脚を使ってくれればと期待したものの、最後もダラっとしか伸びてくれませんでした。今の感じならマイル戦から1800m戦ぐらいでノビノビと走らせる方が良いかもしれません」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファームしがらき

安田隆師「先週は良い状態でレースに挑むことが出来たものの、スッとゲートを出ることが出来ず、考えていたよりも位置取りが後ろになってしまいました。ジョッキーは折り合い面を考慮してそのままの位置でレースを進めてくれましたが、手応えほど伸びてくれませんでした。横山和騎手は『無理にポジションを取りに行くと、前走のように折り合いを欠いてしまうと思い、前半は無理せず脚を溜める競馬に徹したものの、手応えほど伸びてくれませんでした。淡々と脚を使ってくれるタイプだと思いますし、距離は1500m~1800mあたりで競馬をさせてみてもいいかもしれません』とのことでした。前走のこともあるので、折り合い面に注意して仕上げましたが、高速馬場でスピードのある馬が揃ってしまうと、同じような競馬になってしまいそうですし、折り合いが付くようになっている今なら距離を延ばしてみても良いのかなと思っています。レース後も脚元含めて気になるところはありませんでしたが、30日にノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」(5/31近況)

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前走では折り合いを欠き、馬場を気にするところもあって大敗を喫したペースセッティング。その後の1戦だったので精神面の乱れが出ると嫌だなと思いつつ、未勝利戦で1番人気のビッグシーザーを負かしている芝1200mでリミッターを外し、単純な脚力比べでスプリンターとしての資質の高さを見せて欲しいと思っていました。

パドックに登場してきたペースセッティングは一息入った後でもマイナス2キロときちっと仕上がった印象。外々を集中して歩き、雰囲気は良かったと思います。

次いでレース内容ですが、芝1200mで直線平坦の京都コース。簡単に前は止まらない舞台でこのレースは前へ行った馬が強いという印象。それだけに五分のスタートから前々でレースの流れに乗って欲しいなあと考えていましたが、フライング気味の好ダッシュを決めたモズメイメイとは対照的に、ペースセッティングはまず4番のトールキンにスタート後にぶつけられ、6番のヤクシマも少し内へ切れ込んできたので再度の接触。そこで手綱を引かないとダメになり、その後も外から切れ込んでくる馬が多くて反撃できず。横山和Jは3角手前までに外へ持ち出し、巻き返していく準備は行っていましたが、強引なレースはせずに3角と4角の中間点ぐらいからジワッと追い上げを開始。ただ、その頃には前を行く馬もスピード全開だったので前との差は詰まりませんでしたし、直線で大外へ持ち出し、この馬なりに懸命に脚を伸ばすも16着。スタートでの不利が痛恨でしたし、この舞台で後方から進めて突っ込んでくるのは無理筋。連続して大敗を喫したのはショック大も、今回に関してはノーカウントで良いのでは?と思います。

レース後のペースセッティングは脚元等のチェックを済まし、一足先にNFしがらきへ放牧済。手綱を取ってくれた横山和Jは距離延長を進言していますが、前進気勢の強い馬なので折り合いを気にしすぎるのもどうか。小細工なしにスピードを生かす乗り方をしていくべきかなと思いますし、前脚を叩きつける走法なので距離を延ばすよりも先にダート適性を探るべきかなと思います。まあ、試行錯誤するのは悪くないので、ペースセッティングのやる気だけを失わせないように注意しつつ、今後も進めてもらえればと思います。能力のある馬なので早めに復調できるようにお願いします。

トレッドミルでの運動を再開したところで再度歩様に違和感を発症。未勝利戦の出走期限までに万全の態勢で出走させることは困難な状況と判断され、このタイミングでの引退となりました。★スカイゲイザー

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スカイゲイザー(セ・松永幹)父ロードカナロア 母シングルゲイズ

・在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「ウォーキングマシンで動かす分には特に問題ありませんでしたし、今週からトレッドミルでの運動を開始しましたが、再び歩様が乱れてしまいました。改めて獣医師に詳しく検査してもらいましたが、未だ跛行の原因特定には至っておらず、体調面ももう一つのように映ります。馬の状態を考えると歩様の良化には時間が掛かってしまいそうですし、未勝利戦のある期間内で状態を整えるのは難しいように思います」(5/26近況)

上記のように未勝利戦の出走期限までに万全の態勢で出走させることは困難な状況にあり、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

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トレッドミルでの運動中に左トモを跛行してしまったスカイゲイザー。その原因がハッキリ掴めないまま、楽をさせることで歩様は回復へ。一過性の疲れが出たのかな?と見ていたら、この中間、再度トレッドミルでの運動を開始したところで歩様に違和感を発症。獣医師に改めて診てもらったところでも跛行の原因が突き止められず、体調面でも馬体の張り・艶が一息。そこで今後について検討され、"未勝利戦の出走期限までに万全の態勢で出走させることは困難な状況"ということで引退することになってしまいました。

何とも呆気ない幕切れとなりましたが、母はオーストラリアでの活躍馬で両親から良いスピードを受け継いでいて欲しいと出資しましたが、育成時、馬体の成長力に乏しかったところから怪しい雲行きへ。レースでもそこまで気難しい面は覗かせてなくても、スピード不足・体力不足は否めず。TO負けも経験しました。高い勉強代になってしまいましたが、この経験を今後に役立てたいですし、スカイゲイザーには乗馬での第2の馬生が良いものになることを願っています。お疲れ様でした。

シルクなお馬さん(男馬・NF天栄組+地方所属馬)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

・在厩場所:ノーザンファーム天栄

天栄担当者「今週は坂路コースでの乗り込みへと移行しており、週3回ハロン15秒ペースで登坂しています。坂路入り後も右前に痛みが出て来ることは無いですね。15-15での手応えもしっかりとしていますし、このまま徐々にペースアップしていければと思います。馬体重は465キロです」(5/26近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット

・在厩場所:ノーザンファーム天栄

天栄担当者「こちらに戻って来て状態を確認しましたが、脚元を含めて特に問題はありませんでした。先週一杯は軽めに動かしつつ様子を見ていましたが、鼻出血を含めて体調面に異常が出て来ることは無かったので、今週は週1回坂路コースを15-15ペースで登坂しています。馬体重は499キロです」(5/26近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ボンディマンシュ

・在厩場所:ミッドウェイファーム

ミッドウェイファーム担当者「20日に坂路コースで単走での追い切りを行い、43.4-28.0-13.8というタイムを馬なり出しています。24日にも単走・馬なりで、38.7-25.1-12.4という時計をマークしています。坂路入り後は徐々にペースを上げていますが、身のこなしの左右差も特に気になりません。こちらとしても調整の仕方を上手く掴めてきた部分があると思いますし、それに加えて余分なものが取れて馬も動きやすいのも、状態の良さに繋がっているのかなと感じます。今のところ、6月5日の大井にダ1400m戦が組まれる予定ですから、そこを目標に進める方針です。馬体重は506キロです」(5/26近況)

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アンブロジオはズレた蹄鉄を踏んでしまいましたが、歩様が回復して坂路での乗り込みを開始。ひとまずスムーズな走りが出来ているので、このまま軌道に乗っていってくれれば。

アンダープロットはNF天栄へ戻って間もないですが、状態面での不安はなさそう。また、鼻出血を発症した経緯があるのでゆっくり始動していますが、淡々と負荷を強化できればと思います。

ボンディマンシュは5日の大井・ダ1400mへの出走を予定。前走で太目が解消した馬体を維持出来、それが身のこなしの良さに繋がっている印象。また、1つ勝ったことで自信にもなったと思うので、連勝を狙えるデキで臨めるようにお願いします。

1日に帰厩済。次走は24日の東京・日野特別を予定しています。☆アナンシエーション

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション(牡・手塚)父Union Rags 母Acquant

・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「ノーザンファーム天栄で順調に乗り込みを積めているようでしたので、1日の検疫で帰厩させていただきました。明日から乗り運動を開始していき問題なければ、第3回東京開催4週目の日野特別に向かいたいと考えています」(6/1近況)

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第3回東京開催での出走を目指し、NF天栄で着実に負荷を高めることが出来ていたアナンシエーション。あとは厩舎から声が掛かるのを待つのみでしたが、1日の検疫で美浦・手塚厩舎へ帰厩しています。

また、早速次走の予定も決まっており、24日の東京・日野特別を目指すことに。去勢した効果で操縦性は高まっていたので、久々をひと叩きした効果+スタートを決め切れれば、イキの良い3歳馬相手でも順当に前走から前進できる筈。素質は2勝クラスでは上ですから。

【近況】NF天栄へ戻る途中に馬運車で暴れた様子で左トモの蹄球に傷を確認。ただ、到着してすぐ処置したことで歩様に違和感は出ず。現在は坂路での乗り込みをじわじわ強化中。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain マンスール

・在厩場所:ノーザンファーム天栄

天栄担当者「こちらに戻って来て状態を確認したところ、どうも馬運車内で暴れてしまったようで、その際に左トモの蹄球に傷を作ってしまいました。ただ、到着後すぐに処置を行ったので、特に歩様に出したりすることも無く、現在は週2回坂路コースをハロン15秒ペースで登坂することが出来ています。馬体重は479キロです」(5/19近況)

・在厩場所:ノーザンファーム天栄

天栄担当者「今週は登坂回数を週3回に増やしており、ペースも14-14に上げています。全体的な負荷を強めたものの、左トモ蹄の状態が悪化してくるようなことはありません。動きもまずまずですし、さらなるペースアップも視野に入れて進めていきたいと思います。馬体重は471キロです」(5/26近況)

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先月13日にNF天栄へ戻ってきたマンスール。未勝利の身なのでゆっくり立て直すことは出来ませんが、美浦からNF天栄へ送り届ける馬運車の中でどうも暴れた様子で、左トモの蹄球に傷をつけるアクシデント発生。

ただ、幸いなことにすぐに処置を行うと、歩様に違和感は出ず。そこで坂路での調教を早速スタートさせていますが、今のところ悪化するようなことはなく問題なさそう。この感じなら負荷を高めていけると思うので、コツコツ乗り進めながら動きの質を着実に高めていってもらえればと思います。

今回も帰厩の声が掛かるまで待たされるも、ようやく先月27日の検疫で栗東へ。次走は11日の阪神・芝1400mを松若Jとのコンビで予定しています。☆ロードリライアブル

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードリライアブル(牡・清水久)父ハービンジャー 母エンジェリックレイ

2023.05.31
5月31日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。6月11日(日)阪神・3歳上1勝クラス・芝1400mに松若騎手で予定しています。

○清水調教師 「放牧を経て馬体の張りや肌ツヤが良く、今のコンディションで改めて芝を試す方針に。5月31日(水)は51秒7、12秒7の時計を出しました。来週の1400mが目標。2つの重賞の裏開催で上位のジョッキーがあまりいない為、今回は松若騎手とタッグを組む予定です」

≪調教時計≫
2023.5.28 助 手 栗坂良1回 55.6 38.2 24.9 12.8 馬ナリ余力
2023.5.31 助 手 栗坂稍1回 51.7 37.9 24.9 12.7 一杯に追う

2023.05.30
5月27日(土)に栗東トレセンへ帰厩しました。ひとまずは1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○当地スタッフ 「5月23日(火)にハロン15秒のラップを刻んだ際も軽快なフットワーク。改めて厩舎サイドと意見を交わし、27日(土)にこちらを離れました。リクエスト通りの状態で送り込めたのは何より。復帰戦で立て直しの効果が出て欲しいところです」
2023.05.29
5月27日(土)に栗東トレセンへ帰厩しました。

2023.05.23
滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・キャンター3000m(1ハロン20~22秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター650m×1本(1ハロン13~20秒ペース)。

○当地スタッフ 「先週は5月16日(火)に15-15を交えた後、20日(土)には終いをサッと伸ばす流れ。少し前に清水調教師のチェックを受けたところ、『随分と幅が出て良くなった』と仰っていました。いつでも移動が可能な状態。新たな指示に備えておきます」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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遅くてもGW明けには帰厩できるかなと見ていたロードリライアブル。そこから待たされる形になりましたが、何とか先月27日の検疫で栗東・清水厩舎へ。コツコツ乗り込んできたことで"馬体に幅が出た"と前回の更新で清水師が褒めていたので、それがレースで良い影響を及ぼしてくれるのか注目したいです。

また、帰厩後は2週間前後で出走を迎えてしまうのが良いのか悪いのか悩ましいも、31日は坂路で51秒7ー12秒7と好時計をマーク。テンから仕掛けていって、ラスト1ハロン12秒7はこの馬とすればよく踏ん張った方。状態の良さは間違いありません。そして次走ではダートを試すのかなと見ていましたが、結果的に節を稼ぐことができたので、改めて芝1400mの適性を探ることに。マイルから1ハロン短縮はプラスですし、流れに乗った競馬でどこまで踏ん張れるかでしょう。まずは掲示板を確保(5着以内)し、続戦出来るような環境を作ってもらいたいです。

東サラなお馬さん(2歳・本州牧場組)

f:id:ytitle= レッドレフィナード

2023.05.26
山元トレーニングセンター
馬体重:492キロ

今週は周回コースでダク1000m、キャンター2000m(20-20のペース)、最後に坂路を15-15のペースで1本登坂というメニューで進めています。坂路調教ではペースアップをおこないましたが、最後まで楽な手応えのまま駆け上がってくるように、体力的なものは問題なさそうです。折り合い面も気にならず、乗り手とも意思疎通がうまくできている様子でした。まだ精神面については怪しい部分を感じますが、今のところ馬房や稽古でも変なところは出していません。食欲も安定しておりコンディションは良好。このままのリズムで乗り込んでいきたいと思います。

2023.05.19
山元トレーニングセンター
馬体重:488キロ

先週の土曜日に到着しました。トレセンで追い切りを重ねてきたこともありますし、気持ちの入りやすい馬ということで、火曜日まではウォーキングマシンのみでの調整。水曜日から騎乗運動を開始しました。現在は周回コースでダク1000m、キャンター2000m(20-20のペース)、最後に坂路を17-17のペースで1本登坂というメニューで進めています。今週の稽古内容からは、動きはしっかりしているものの気持ちが先走ってしまうといった印象を受けました。ペースを上げても動けそうではありますが、心身のバランスを保ちながら走れるように工夫しながら進めていきます。背中の感触が良い馬。素材の良さを引き出せるよう、普段の稽古からメンタルなど注意しながら調整していきたいと思います。

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュシュエット

2023.05.26
ノーザンファームしがらき
馬体重:448キロ

引き続き週3本は坂路で15-15を消化しています。体の使い方やハミの取り方などから走りの質は高いですし、体力面にも課題もなく、連日しっかり乗り込むことができています。負荷を掛けてもイライラしたり、周りの影響を受けて騒いだりすることもなく、2歳牝馬としてはどっしり構えられるタイプです。このままのペースで進めていきながら入厩の声が掛かるのを待つことにしています。

2023.05.19
ノーザンファームしがらき
馬体重:447キロ

今週から調教を強化したところで、坂路での15-15を週3本まで増やしました。テンから併せても、前後どちらから行っても折り合って走ることができますし、まとまったきれいなフォームで坂路を駆け上がっています。また、前進気勢も強く、騎乗者が抑えた状態でも予定を上回る速い時計を楽々と計時しているほどです。ここにきて食べたものが身になりだし馬体重も少しずつ増えてきたことから、このままのペースで乗り込んで入厩を目指していきます。

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別記事で書いたレッドレナート以外に、本州の牧場で調整中の東サラの2歳馬2頭の近況をまとめて。

レフィナードはシルク馬のトラマンダーレのように普段からカリカリして煩いのが課題でちょっとしたことでパニックを起こしかねないので、意識的にじっくり乗り込み、気性面の成長を1番に促して欲しいところ。牡馬らしく堂々と振る舞えるようになれば、期待値は1段・2段と更に上がるのですが。

シュエットはこの中間からハロン15秒の調教を週3本消化。前進気勢が出てきたのは悪くないと思いますし、コツコツ乗り込みながら動きの質が高まっているのも好印象。ただ、入厩の声が掛かるのはもう少し先かなと思うので、今の良い流れを乱さないようにお願いします。適度にリフレッシュも挟んで欲しいです。

早めに美浦近郊へ移動して早期入厩→早期デビューに備えてきたも、適性から優先度が低く、6月の東京デビューのプランは白紙に。★レッドレナート

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレナート(牡・手塚)父レッドファルクスマレーナ

2023.05.26
セイクリットファーム
馬体重:488キロ

引き続き周回コースでダク500m、キャンター2000m(18-18のペース)といった内容で進めています。直近のトレセン入厩がなくなったことから、速いところへの移行は控えて、今週も先週同様のメニューで乗っています。行きたがるような素振りも見せず、折り合いもしっかり。力みのないフォームで、最後まで軽快なフットワークで駆け抜けることができています。飼葉の食いも安定しており、コンディションは良好。来週はメニューを戻して乗り込んでいく予定です。

2023.05.19
セイクリットファーム
馬体重:486キロ

今週は周回コースでダク500m、キャンター2000m(18-18のペース)といった内容で乗っています。今週は気温が上がりましたので、無理をさせずリフレッシュの意味でペースを落としていますが、動きに気になるところはありません。食欲も十分で暑さが堪えているといった様子もなく、引き続き好状態をキープすることができています。まだ2歳の若駒ですので、馬の成長を阻害しないよう注意しながら、詰め込みすぎることなく進めていきたいと思っています。

手塚調教師「早めにトレセンに入れて、ゲート試験から6月の東京デビューといった形をイメージしていましたが、検疫が非常に混んでいるという状況、また3歳未勝利馬など優先して入厩させなければならない馬たちとの兼ね合いもあり、大変申し訳ありませんが6月デビューのプランは一度白紙にさせてもらいます。ただ、準備が整えば6月中にトレセンへ連れてこようとは思っていますので、もう少しお待ちいただければ。よろしくお願いいたします」

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3月中旬頃に坂東牧場から美浦近郊のセイクリットファームへ移動してきて、早めの入厩に備えてきたレッドレナート。移動後も与えられてメニューを淡々とこなし、入厩後のゲート試験へ備え、ゲート練習も始めていましたが、血統馬が揃う手塚厩舎。ダートの短距離馬と見られるレナートの優先度は低くなりますし、3歳馬との入れ替えもそこまで進んでいない様子。6月のデビューも視野に入れていたようですが、プランを一旦白紙に戻し、引き続きじっくり乗り込むこととなりました。

ちょっと残念なお知らせではありますが、この機会にレナートの長所・短所をしっかり掴み、課題の克服・解消を目指していって欲しいです。また、最新の画像を見ると、目付きが少し穏やかになったかなと思うので、人との信頼関係をもっともっと高めて欲しいです。

今週の出走馬(6/3・4)

<土曜日>

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドセリオン
東京4R・3歳未勝利・芝2000mに戸崎Jとのコンビで出走します。

<日曜日>

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードマンハイム
阪神2R・3歳未勝利・芝1600mに鮫島駿Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル
阪神7R・3歳上1勝クラス・牝馬・ダ1400mに斎藤Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル
東京8R・3歳上1勝クラス・ダ1600mに石川Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト
東京9R・ホンコンJCT・芝2000mにD.レーンJとのコンビで出走します。

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今週は5頭がスタンバイ。残念ながら2歳馬のデビューはもう少し先になりますが、堅実に頑張ってくれそうな馬が揃った印象。その中でレッドセリオンはようやくのデビュー。まずは無事に走ってきて欲しいですが、素質の片鱗は見せてもらいたいです。

出走記事はデビュー戦を迎えるレッドセリオンを単独で書き、残り4頭はクラブ毎に分けるか、まとめて1つの記事にするのか考え中です。

馬体の回復が進んできて乗り込みを強化。今後は北海道シリーズへの参戦することが決まり、先月21日にNF早来へ移動しています。☆クラシックステップ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ(牡・安田隆)父モーリス 母レッドジゼル

・在厩場所:ノーザンファームしがらき

調教主任「これまでは馬体回復を優先とした調教メニューで進めて参りましたが、馬体がふっくらとして調子が上向いてきたことから、今週から坂路のペースをハロン16秒まで上げています。ペースアップには問題なく対応していますし、最後まで余裕を持って駆け上がることが出来ています。この調子で更に負荷を強めながら中身を鍛えていきたいと思います。馬体重は527キロです」(5/12近況)

・在厩場所:ノーザンファーム天栄

調教主任「その後も順調に進められていましたので、この中間から坂路コースではハロン15秒まで負荷を強めました。ペースアップには問題なく対応しており、最後まで軽快に駆け上がることが出来ていました。次走の予定について安田隆行調教師した結果、北海道シリーズに備えることとなり、本日ノーザンファーム早来へ向けて出発しています。移動前の馬体重は528キロでした」(5/19近況)

・在厩場所:ノーザンファーム天栄
19日(金)に福島県ノーザンファーム天栄へ移動しています。

・在厩場所:ノーザンファーム早来
21日(日)に北海道・ノーザンファーム早来へ移動しています。

・在厩場所:ノーザンファーム早来

担当者「こちらへ帰場してからもコンディションが落ちていませんでしたから、この中間は坂路調教を開始しています。現在は3ハロン48秒くらいで乗り込んでいるものの、今の動きであれば近々15-15で動かせそうですね。安田調教師からは函館開催で使いたいと聞いていますので、いつ帰厩の声が掛かっても良いように準備しておきます」(5/26近況)

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NFしがらきで馬体の回復を優先してきたクラシックステップ。この中間は馬体の回復が進んだということで坂路での普通キャンターを開始。そしてじわじわ負荷を高めることが出来ていたところ、今後について安田隆師と打ち合わせが行われ、北海道シリーズへ向かうことが決定。先月21日にNF早来へ到着済です。

また、移動後も体調を崩すことなく、元気一杯。スムーズに坂路入りをスタートし、動きにも余力を感じます。この様子なら第1回函館開催での出走も可能でしょう。

1勝クラスを勝てる力は十分備わっているも、レースへ行くと鞍上と息が合わなかったりでチグハグな競馬で結果が出ず。ひとまず不安定な面を解消し、堅実に駆けてくれるようになってくれれば孝行息子なんですが。何とか良い軌道へ乗っていってもらいたいです。