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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

ロードなお馬さん(男馬・入厩組)

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードクラージュ

5月5日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。5月23日(日)新潟・4歳上1勝クラス・ダ1200mに予定しています。

○安田調教師 「5月5日(水)は軽く気合いを付ける形。まだ目一杯とは異なりますけどね。以前と比べて大きくは変わらぬ感じ。でも、順調に運べば再来週には出走態勢が整うかな・・・と言った印象です」

≪調教時計≫
21.05.05 助手 栗東坂良1回 55.7 40.9 26.4 13.2 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードベイリーフ

5月5日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。5月16日(日)中京・朱雀S・混合・芝1200mに岩田望来騎手で予定しています。

○森田調教師 「5月5日(水)は相手の動きに合わせた程度。イイ状態を維持しています。このまま無事に来週へ向かえればOK。馬体の成長も感じられ、3連勝で一気にオープンへ・・・と行きたいですね」

≪調教時計≫
21.05.05 助手 栗東坂良1回 56.5 41.2 26.2 12.9 馬なり余力 ハートオブアシティ(3歳1勝)一杯に1秒3先行0秒4先着

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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クラージュは帰厩後、ひとまず順調な調整。良くも悪くも以前と変わらない姿を見せているようですが、良い方へ変わることは期待薄。これ以上、走るのが嫌にならなければ良いと思います。次走についてはひとまず23日の新潟・ダ1200mを予定。ダートなら真面目に走れば1勝クラスは勝てそうに思うので、まずはクラス突破にメドの立つ走りを見せてもらいたいです。

ベイリーフは在厩調整で今週末の中京・朱雀Sへの出走態勢を整えていますが、1週前追い切りにあたる5日の追い切りは僚馬の目標になる形でサラッと登坂。時計は地味ですが、活気は十分。状態の良さを感じます。馬場が渋ってもOKですし、速い時計への対応もそれなりに大丈夫なので、底を見せていない芝1200mなら昇級しても楽しみ。そして3連勝が叶うなら、先々への期待がますます高まります。

今週末の新潟・芝1600mに津村Jとのコンビで臨むことが決まるも、翌日になってカイ食いが落ち、精神面のイライラが目立つように。一旦仕切り直しすることになり、8日にNF天栄へ放牧に出ています。★ポレンティア

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ポレンティア(牝・田中博)父ハーツクライ 母ポーレン

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:5日に南Wコースで時計
・次走予定:5月15日の新潟・芝1600m(津村J)

田中博師「先週の追い切りで微量の鼻出血が確認されたものの、その後も体調面は変わりなく、心肺の状態も悪くありませんでした。ただ、あまり負荷を掛けすぎてもいけませんから、先週末は南Pコースで追い切りを行いました。半マイルを58秒台とサッと脚を伸ばすくらいの感じでしたが、走りは良かったですね。そこで、今週は5日に南Wコースで単走での追い切りを行って、半マイル53秒台の時計を出しています。動きは相変わらず良好ですし、調教後も鼻出血は出ていません。この中間はハミに依存する面がないですし、内面は整っているので、余計に左トモの硬さは目立つようになってきたものの、これならレースへ向けて進めていけそうですね。今後もコンディション次第にはなりますが、今のところ5月15日の新潟・芝1600m戦へ向かいたいと考えています。なお、鞍上は津村騎手で臨む予定です」(5/6近況)

助 手 2南P良 58.4- 43.5- 13.7 馬なり余力
助 手 4美坂良 62.1- 45.9- 29.9- 15.0 馬なり余力
助 手 5南W良 53.4- 39.3- 12.9 馬なり余力

・在厩場所:美浦トレセン/8日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

田中博師「今朝も軽く乗り運動を行ってきましたが、やはり左トモの動きはあまり良くない状況ですし、加えて飼い葉を残すようになりました。その飼い葉を食べない影響か、馬体の張りや艶が今日になってガクンと落ちており、精神的にもイライラするようになってきました。ですから、このまま来週のレースへ向けて進めて行っても良い結果に繋がらないと思いますし、先週は微量ながら鼻出血が確認されたことも踏まえて、一旦仕切り直すことにしました。出走を楽しみにしていた皆様には大変申し訳ございません」(5/7近況)

⇒⇒8日に福島県・NF天栄へ放牧に出ています。(8日・最新情報より)

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先週の追い切り後に鼻出血が認められ、2回新潟開催での出走に黄色信号が灯っていたポレンティア。その後は丹念に時計を出し、今週末の新潟・芝1600mに津村Jとのコンビで出走が決まりました。

これでやれやれと見ていましたが、翌日に新たな更新があって、左トモの状態が一息+食欲の低下。カイバを食べなくなったことで馬体の張り・艶が落ち、精神面でイライラしたところが目立つように。この感じでレースへ臨んでも、良い結果は得られないということから仕切り直しすることに。そして8日にはNF天栄へ放牧に出ています。

出走がなくなったのは残念ですが、この判断は至極妥当。レースで鼻出血が判明すると厄介ですし。ただ、ここから状態を立て直すのは容易ではないと思うので、時間をしっかり取って、状態に寄り添った調整をお願いします。北海道まで戻して、ゆっくり進めるのも悪くないかと思います。

発馬に苦労していましたが、7日にゲート試験に挑戦して無事1発合格。8日にNF天栄へ放牧に出ています。JRAの競走馬登録も完了。☆スノーグレース


f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース(牝・中舘)父ドレフォン 母グローリアスデイズ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:ゲート練習

中舘師「この中間もゲート練習を中心に調教を行っていますが、枠入りと駐立は大丈夫なものの、発馬してから跳ねてしまいます。今日は大丈夫ならゲート試験を受けてみようかと思っていたのですが、1回目で跳ねてしまったので試験は見合わせました。おそらくトモがしっかりしていなくて苦しいことから跳ねてしまうのだと思いますが、段々それがきつくなってきているので、これ以上悪化してしまわないように修正していきたいと思います。ただ、あまり詰め込み過ぎると、入りや駐立が悪くなってしまう恐れがあるので、精神面にもよく気を付けながら進めていく必要があるでしょう」(5/5近況)

⇒⇒7日にゲート試験を受けて合格しており、8日に福島県・NF天栄へ放牧に出る予定です。(7日・最新情報より)

⇒⇒8日に福島県・NF天栄へ放牧に出ています。(8日・最新情報より)

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競走馬としての第一関門・ゲート試験合格に向け、日々練習を重ねてきたスノーグレース。枠入り・駐立に関しては概ね問題ないのですが、相変わらず発馬が一息。スッと出ることが出来ずにモタモタしてしまいます。トモに力が付ききっていないのが原因ですが、精神面でのストレスにも繋がっているのかなと思います。牝馬らしく周りに気を遣う面もあるようですし。

この感じだとゲート試験合格に苦労しそうだなと、一旦仕切り直した方がベターかなと見ていましたが、7日に練習がてらにゲート試験に挑戦した模様。そうしたところ、無事合格することが出来ました。ラッキーな面もあったかと思いますが、まずはホッと一安心です。そして最新情報からNF天栄へ移動し、デビューへ向けて鍛えられることとなりました。

また、4月29日付でJRAの競走馬登録が完了。晴れてJRAの一員になることが出来ました。父は新種牡馬なので注目はされるでしょうが、動きの良さ等で名前が知れ渡ることを期待。母系の良さが生きて、芝で頑張って欲しいです。

前走時はここを見据えての仕上げだったも、使った後の上昇度は思ったほどではなく。大外枠が当たったのもプラスとは言えず。今回も前々での競馬に持ち込んでどこまで粘り通せるか。前が止まりにくい馬場ならチャンスも。★ピクシーナイト


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

日曜東京11R NHKマイルC(G1・芝1600m)8枠18番 福永J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日に坂路コースで時計

音無師「前走から間隔が詰まっているので、5日の追い切りは終いだけしっかり負荷を掛けてもらいました。レースに騎乗する福永騎手に手伝ってもらい、道中は追走し途中で古馬オープンのダノンマジェスティと併せて行きました。鞍上のゴーサインが出ると、前走時よりもスッと反応し、手応えよく加速して最後は0.6秒先着しました。調教後に福永騎手に話を聞くと、『前走時はまだ良い頃と比べるといかにも前哨戦の仕上がりと言った感じでしたが、仕掛けてからモタモタすることもなく、スッと加速して動き・反応ともに良くなっていますよ。硬さは感じられなかったですし、アーリントンカップを使ったことによって理想通りに調子が上向いていますね』と非常に良いコメントが返ってきました。シンザン記念と同様にアーリントンCも勝負どころまで良い形で直線に向くことが出来たものの、もうひと伸び利かなかったのは本番を見据えての仕上げだったのが影響したのかなと思います。でも、こちらの思惑通り、一度使って調子が上向いてくれましたし、万全の状態でNHKマイルCに向かえそうです。この2戦は結果的に逃げる形になっていますが、決してハナにこだわる馬ではありませんし、今回は主張しそうな馬が数頭いることから、無理せず好位で自分のリズムで走らせて欲しいですね。昨年11月の秋明菊賞では出遅れてしまいましたが、終いは良い脚で伸びてきているように、控えても良い脚が使える馬ですから、福永騎手には展開を見ながらレースを運んでもらい、何とかG1タイトルを獲ってもらいたいと思っています」(5/6近況)

助 手 2栗坂稍 59.0- 43.5- 28.8- 14.7 馬なり余力
福 永 5栗坂良 51.3- 37.6- 24.5- 12.3 馬なり余力 ダノンマジェスティ(古オープン)一杯を1.0秒追走0.6秒先着

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第2回東京6日目(05月09日)
11R NHKマイルC(G1)
芝1600メートル 3歳OP 指定 国際 牡・牝 定量 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 レイモンドバローズ 牡3 57.0 浜中俊
1 2 アナザーリリック 牝3 55.0 津村明秀
2 3 ルークズネスト 牡3 57.0 幸英明
2 4 バスラットレオン 牡3 57.0 藤岡佑介
3 5 リッケンバッカー 牡3 57.0 横山武史
3 6 シティレインボー 牡3 57.0 三浦皇成
4 7 タイムトゥヘヴン 牡3 57.0 M.デムーロ
4 8 グレナディアガーズ 牡3 57.0 川田将雅
5 9 ゴールドチャリス 牝3 55.0 田中勝春
5 10 ソングライン 牝3 55.0 池添謙一
6 11 ヴェイルネビュラ 牡3 57.0 戸崎圭太
6 12 ランドオブリバティ 牡3 57.0 石橋脩
7 13 ホウオウアマゾン 牡3 57.0 武豊
7 14 ショックアクション 牡3 57.0 田辺裕信
7 15 シュネルマイスター 牡3 57.0 C.ルメール
8 16 ロードマックス 牡3 57.0 岩田望来
8 17 グレイイングリーン 牡3 57.0 武藤雅
8 18 ピクシーナイト 牡3 57.0 福永祐一

○生野助手 「前走は休み明けで次に本番がある状況だったことを考えれば、よく頑張ってくれたと思います。使ってからも順調にこられましたし、理想通りに良くなってきましたね。どれだけやれるか楽しみ」(競馬ブックより)

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【NHKマイルC】ピクシーナイト馬なりで51秒3 福永騎手2週連続G1制覇へ「非常にいい」(スポーツ報知)

第26回NHKマイルC(9日、東京・芝1600メートル)の出走予定馬全頭が5日、東西トレセンで追い切られた。シンザン記念の覇者ピクシーナイトは、栗東・坂路で馬なりのまま51秒3の好時計を刻む好調モードに入っている。

一気に突き放した。ピクシーナイトは栗東・坂路でダノンマジェスティ(6歳オープン)を2馬身半追走。ラスト1ハロンで馬体を並べると、福永が軽く促す程度でグイッと脚を伸ばす。躍動感あふれる、全身を使ったフォームで最後まで加速し続けた姿は迫力十分だった。

攻め馬駆けするタイプとはいえ、51秒3―12秒3の非常に優秀な時計。3馬身先着だった。「時計的にも内容的にも非常にいい動きでした。中2週でも硬さがない」と手綱越しに確かな手応えをつかんだ福永は満足そうな表情を浮かべた。

前走のアーリントンCは4着に敗れたが、中2週でG1というローテを踏まえた上で、前哨戦仕様の次を見据えた仕上げ。「道中もリズムよく、マイペースで運べたし、悲観する内容ではなかった。もくろみ通り、ひと叩きして、体調はよくなっていると思います」とデビュー戦から手綱を執り続ける主戦は上積みを感じ取る。

今年の重賞2戦はいずれも逃げる形の競馬だが、決してスピード一辺倒ではない。「スタートとその加速力の違いでハナに立っているけど、形にこだわる馬ではない。マイルでも上手に息を入れて、走ってくれれば」と先週の天皇賞・春に続く2週連続G1制覇を狙う福永は同型の存在を意識しつつ、自在に対応していくつもり。圧倒的なポテンシャルで、3歳マイル戦を制圧する。

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NHKマイルC】(18)ピクシーナイト 大外枠も悲観なし「様子を見ながら行ける」(スポニチより)

ピクシーナイトは大外18番枠からのスタートとなった。音無師は「包まれることもないし、様子を見ながら行けるのはいいんじゃないかな」と悲観した様子はない。金曜朝は坂路で調整。ここ2走は逃げの手を打っているが「好位差しを考えるなら、外でもいい」と控える形をほのめかした。

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前走のアーリントンCへ臨むにあたり、坂路でビシッと追うことは出来ていたも、肝心の時計・動きが物足りなかったピクシーナイト。この後、中2週のローテでNHKマイルCへ向かわないといけなかったので前哨戦という仕上げ。レースには太目感なく出走することは出来ましたが、中身はそこまで伴っておらず、最後の甘さに繋がったのかなと思います。また、心配した道悪はそこそこ対応できましたが、再度の逃げとなって勝ち馬にピタッとマークされたのも応えました。そして苦しくなっところを2頭にも差されて4着。物足りない結果と言えばそうなのですが、個人的にはもっと負けてしまうことを想定していたので、悪くない4着だと見ていました。あとはここを叩いての上昇度に期待していました。

ただ、前走後の初時計が今月2日になったのはちょっと誤算。G1を取りに行くのなら、金曜日(4月30日)にズレ込んでも1週前追い切りでそれなりの時計・負荷を掛けて欲しかったです。また、最終追いとなった5日の坂路は福永Jが跨って、併せ馬で圧倒する形でしたが、抜け出すとフワッとする面が見られましたし、シンザン記念時と比べると劣る印象。良かった頃の迫力がまだ戻ってきていないように思います。

レース運びに関しては逃げに拘らない姿勢ですが、ゲート内で縛ってからは2戦連続で好発。今回も大外枠なので、最後入れでスッと前へつけることは可能でしょう。内の各馬の出方を伺いつつ、無理に控えることはしないような。まあ、その辺のさじ加減は福永Jにおまかせするのみ。極端に揉まれ込むことはなくなりましたが、距離に少し不安が残るので大外枠は厳しいです。

抜けた馬がいない大混戦のG1なので、ノーチャンスではありませんが、ここへ向けての勢いがあるとは言えませんし、ゆくゆくはスプリンター寄りになりそうな馬。今回も最後に詰めの甘さを覗かせるように思いますが、速い時計の決着には対応できる馬なので逃げor2~3番手からの競馬で持ち前のスピードを生かし、粘り通してもらえればと思います。負けるにしても、潜在能力の高さを再認識できるレースをお願いします。

日曜日(5/9)の出資馬・出走記事(東京)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

日曜東京5R 3歳1勝クラス(ダ1600m)1枠1番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:5日に南Wコースで時計

手塚師「先週金曜に30分ほどゲートで縛りましたが、特に悪さをすることはなかったです。その後も2日続けてゲート練習を行いましたが、中でバタバタしたり後ろにもたれかかるようなこともなく、競馬の時とは良い意味で違った様子でしたね。もしかすると、一度レースを使ったことでガス抜きが出来たのかもしれませんが、これ以上ゲート練習を続ける必要はないですし、今週の東京・ダ1600m戦に向かうことにしました。5日には南Wコースで追い切りを行いましたが、大きくコースの外目を回りながらも最後まで軽快なフットワークで走れていましたし、良い動きを見せてくれましたね。ルメール騎手もぜひ乗りたいということだったので、騎乗していただくことになりましたが、あとは練習同様にゲート内でも落ち着いて五分のスタートを切ってくれれば、きっと結果は付いてきてくれるはずですから、頑張ってもらいたいですね」(5/6近況)

嶋 田 5南W良 68.1- 52.5- 38.5- 12.6 馬なり余力 セイウンブリスク(三未勝)馬なりの外同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー

日曜東京5R 3歳1勝クラス(ダ1600m)3枠4番 福永J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日に坂路コースで時計

松永幹師「東京競馬場までの輸送が控えていますので、5日の追い切りは坂路で終いだけしっかり伸ばすように行いました。追走し、途中から併せて行きましたが、反応良く伸びてきましたし、動きは良くなっていますね。道中の息づかいも先週よりも良くなっていますし、この一追いで態勢が整ったと言えるでしょう。体重は今週の計測で450キロ台と前走よりも20キロ程増えていますが、決して太くはなく成長分と捉えていただいて良いと思います。初戦はジョッキーが今後の為に控える競馬を教えてくれましたが、道中は砂を被って嫌がるところもなく、折り合いは問題なかったですね。それに仕掛けてからの反応も良く、新馬戦らしからぬレース振りで素質の高さを感じました。昨年10月以来のレースとなりますが、一回り逞しくなった姿をお見せできると思いますし、競馬でも好勝負を期待したいところです」(5/6近況)

助 手 2CW稍 74.0- 58.6- 43.6- 13.9 馬なり余力
助 手 5栗坂良 54.0- 38.8- 25.3- 12.9 強めに追う グランメテオール(三未勝)強めを0.4秒追走0.1秒遅れ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain シェダル

日曜東京10R ブリリアントS(L)(ダ2100m)7枠14番 横山武J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:5日に南Wコースで時計

栗田師「5日に南Wコースで追い切りを行いました。先々週・先週とかなり負荷を掛けたメニューをこなしてきましたから、レース当該週は気持ちを乗せ過ぎずに単走での追い切りを選択しました。今週はさらに動きがパワフルになり、この馬の良い時の走りをしていましたね。左トモの踏ん張りが利かなかった前走よりも、良い状態に仕上がっていると思います。ハンデは54キロとなりましたが、これは妥当でしょうし、他馬と比較してもこの斤量であれば互角に戦えると思っています。あとは、馬群で脚を溜めてシュッと脚を使えるタイプでは無いので、自分のリズムでスムーズな競馬をしたいですが、その辺りは武史(横山武史騎手)も何度も乗っていますので、理解していると思います。また、この中間でプール調教を入れたことで、スタートをしっかりと決められると良いですね」(5/5近況)

助 手 2美坂重 58.3- 42.6- 27.9- 13.8 馬なり余力
助 手 5南W良 67.5- 52.5- 39.3- 12.3 馬なり余力

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日曜日(5/9)に東京で出走する出資馬の出走記事をまとめて。※G1に出走するピクシーナイトは別記事にて。

アナンシエーションが中1週のローテで使ってきた為、日曜東京5Rは出資馬の対決となってしまいました。

アナンシエーションのポテンシャルはOPでも通用して良いモノを現段階でも示していますが、どうしてもゲートで立ち遅れるのが課題。前走もワンテンポ遅れてゲートを出てしまい、一息入った後の影響なのか道中の行きっぷりも一息。直線へ向いた時は10番手ぐらいの位置取りだったので、このまま沈んでしまうことも頭を過ぎりましたが、じわじわ加速して盛り返していくと、残り100mぐらいから急接近。外へ立て直す不利があった為、前2頭を交わし切ることは出来ませんでしたが、ハナ+クビの3着に。ロスの多い競馬になってしまったのは残念ですが、前走でも強い内容を見せています。

前走後はようやくゲート内に縛り付けて観念させることを実施。ゲートよりも広い馬房でもちょっとしたことで暴れるアナンシエーションですが、予想以上に早く観念した模様。ゲート内でバタバタしたり、後ろへモタれかけたりと実戦で見せるような悪癖はなかったとのこと。1度使ったことで良い意味でガス抜きが出来たのかもしれません。ただ、個人的にはやはり実戦を見てみないと分からないと疑いの目が強いです。競馬とトレセンでの練習では馬のテンションが違うでしょうし。また、その効果を問うにはゲートへ最初に入れることになる最内枠に入ったのは良かったのかな? ただ、ゲート難が相変わらずなら、この枠は試練になってきます。

今回、中1週で出走へ踏み切ったので、ここは勝っておきたいというのが陣営の本音ででしょうし、私も勝って欲しい気持ちが強いです。ただ、取りこぼすことになった前々走や前走よりも手強い相手が揃っている印象。ロスの多い競馬になってしまうと、馬券圏内を外す可能性までありそう。まあ、あとはずっと乗ってくれているC.ルメールJの手腕に託すのみです。

ラッキーモーは昨年10月の京都・ダ1400mでデビュー勝ち。半弟はセレクトセールで高額で取引されたように牧場でも期待の牝馬の仔になるでしょうが、追い切りの動きは地味で、線の細い印象が強かったので、まさかの勝ち上がりでした。それでも道中は中団でリズム良く進め、折り合いはピッタリ。砂を被っても平気だったようですし、勝負どころからの反応も上々。直線でスムーズに外へ持ち出すと確かな伸びを見せて悠々とゴールイン。センスの良さを存分に発揮してくれました。

ただ、レース後にNFしがらきへ放牧に出たところ、左前脚の繋靭帯に炎症があることが判明。治療を最優先に、ウォーキングマシンやトレッドミルを駆使して慎重な調整。とにかく焦らずに1つ1つ積み重ねてきたことで症状の再発等は阻止できましたが、2戦目を迎えるまでに約7ヶ月が経過することに。4月10日に帰厩し、ここへ向けて丹念な乗り込み。追い切り時計は相変わらず地味で、併せ馬をすると見劣るばかりですが、坂路だけでなくCWコースでも追い切りを行うことができたのは○。それだけ今は脚元をスッキリ見せているのでしょう。久々の1戦が昇級戦と楽ではありませんが、きっちり仕上がったと思います。

デビュー戦から時間は経ちましたが、線の細さが課題だったので、この休養期間・充電期間は心身の成長を促す意味では好都合だったかも。実際、10キロ以上馬体を増やしてレースへ臨めそうです。あとは初めての東京への長距離輸送で馬体減り過ぎたり、イレ込んだりしなければ良いのですが。まずはパドックの雰囲気に注目したいです。

ハロン延長は大丈夫かなと思いますが、ここは1勝クラスでも粒が揃っているので、キャリア1戦のみ+久々の実戦が昇級戦と分の悪さを感じるので、どこまで上位へ食い込めるのかな?という心境です。まずは自滅するような負け方は避けてもらい、東京の長い直線を味方に最後までしっかり脚を伸ばしてもらえればと思います。まずはこのクラスにメドの立つ走りを見せてくれれば上々でしょう。

シェダルは除外に合いながらも、2勝クラスと3勝クラスを連勝してOP入り。これからまだまだ良くなる余地がある馬だと見ていますが、初めてのOPでの1戦となった前走は案外な内容。馬群で揉まれることで走りが窮屈になってしまい、直線でもエンジンが掛からずにそのままゴールインといった内容。経験値の差が出たという内容だと思いますし、持ち時計がなさも結果に繋がったのかなと思います。

前走後はNF天栄で再調整。背腰に疲れが残って少しモタモタしましたが、軌道に乗ってからは順調そのもの。そしてOPでの2戦目に東京・ダ2100mのブリリアントSを選んできました。自分からグイグイ走っていくタイプではないので、距離延長には対応できるでしょう。東京へのコース替わりに関しては、3歳時の青龍Sはスタート一息で案外な内容。決め手のある馬ではないので向いているとは言えないのかなと思います。

帰厩後の調整・追い切りに関して、特に目立った時計は出ていないも、丹念な乗り込みで推進力は上々。プール調教を行うことで人間との信頼関係が強くなったのもプラス材料でしょう。状態・仕上がりは前走より間違いなく良いでしょう。また、外枠の偶数枠+ハンデ54キロも悪くありません。これらが全てOP2戦目で前進できる材料となって欲しいです。

ただ、相手関係に目を遣ると、この条件を狙ってきている馬が多いですし、前走以上に相手が揃っている印象。レースプランは横山武Jに託すのみですが、正直なところ、着順を上げていくのは簡単ではありません。今回も厳しい結果を覚悟していますが、少しでもOPにメドの立つ走りを見せてくれることを願っています。

日曜日(5/9)の出資馬・出走記事(新潟)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain グレイシャーパーク

日曜新潟1R 3歳未勝利・牝馬(ダ1800m)3枠4番 斎藤J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日に坂路コースで時計

高橋忠師「新潟競馬場までの輸送が控えていることから、5日の追い切りは終い重点で時計を出しました。時計の掛かる時間帯で、タイムは目立つほどではなかったものの、最後まで良い手応えで駆け上がってくれましたよ。デビュー戦から間隔を空けながら大事に使ってきましたが、前々走あたりから堅実に走ってくれるようになってきました。ただ、ガラッと良くなったというよりは、成長曲線がゆっくりですから、本格化するまでもう少し長い目で育てていきたいですね。前走は速い時計にも対応してくれましたし、展開とメンバー次第では好勝負も可能でしょうから、斎藤新騎手の手綱捌きに期待しています」(5/6近況)

助 手 2栗坂稍 59.8- 43.5- 28.4- 14.2 馬なり余力
難 波 5栗坂良 54.1- 39.5- 25.8- 13.1 一杯に追う

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー

日曜新潟12R 三条S(ダ1800m)6枠11番 丸山J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:5日に南Bコースで時計

勢司師「5日に南Bコースで併せて追い切りを行いました。道中はルコントブルーが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。終始余裕を持った手応えのまま走り切ることが出来ていましたし、時計的にもまずまずのところを消化できたのではないかと思います。これまでと比べると、調教を進めていても変にテンションが高くなったりせず、馬には落ち着きがありますね。良い意味で捉えると成長とともにドッシリしてきていると言えるのでしょうが、もしかするとメンタル面が走る方に向いていない可能性も考えられるので、見た目だけでは何とも言えないところが正直あります。ただ、前走からの間隔は詰まっているものの、状態面はとても良いと感じています。昇級初戦になるので簡単ではないものの、牝馬同士での戦いでもありますし、今後に期待が持てる走りを見せてもらいたいですね」(5/6近況)

助 手 2南B稍 56.4- 41.8- 14.4 馬なり余力
助 手 5南B良 53.3- 38.5- 12.2 馬なり余力 オショロコマ(三未勝)馬なりの外0.5秒先行同入

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日曜日(5/9)に新潟で出走する出資馬の出走記事をまとめて。

グレイシャーパークは成長曲線が緩やかで、気性面でのんびりした馬。ここまで1戦走るごとに放牧を挟み、大事に使ってきていますが、着実に着順を上げてきて、前走では3着に。勝ち馬には完敗の内容でしたが、直線では苦しくなる中で渋太く頑張っていました。

その後はNFしがらきで英気を養い、引き続きローカル場所の牝馬限定戦に狙いを定め、今回は新潟に転戦。前走と前々走では小倉へ遠征しているので、輸送は大丈夫でしょう。また、帰厩後の調整に関してはガラッと変わってきた・良くなってきた感じこそないも、1週前の坂路では4F52秒5-ラスト1F12秒3と自己ベストをマーク。最終追いとなる5日は時計こそ地味ですが、馬場の荒れた時間帯で上がり重点で追われたもの。ビシッと2週連続でやれていることから状態面の良さは間違いないでしょう。

あとは初めての左回り+前走から100m延長となるこの舞台(新潟・ダ1800m)をどう乗り切っていくか。3角から4角に掛けてのカーブがキツいですし、直線はそれなりに長いので、脚の使いどころがポイントでしょう。相手関係に目を遣ると、前走で馬券に絡んでいる馬がグレイシャーパークを含めて4頭。前々走でも2着に入っている藤田菜Jのラブカプチーノが少し抜けた存在かなと思いますが、人気の1角・レスプロンディールとハナ争いをすると思うので、競るような形になってくれれば、その後ろで流れに乗っているグレイシャーパークには好都合。馬群の中で追走するとややフワフワするところがあるので、勝負どころからはジワッと外へ持ち出しながら、直線でラブカプチーノらに並び掛けていって欲しいです。今回も大崩れはないと思うも、直線での凌ぎ合いで最後にワンパンチをかまし、グイッと出て欲しいです。

1月の中山戦を見送り、NF天栄で立て直して臨んだ前走のルコントブルー。約4ヶ月半ぶりの実戦で初めての長距離輸送。そして粒の揃った関西馬中の1戦と分の悪さを感じつつも、器用さのある馬なので、東京のダ1600mよりも4つのコーナーを回るダ1800mで良さが出てくれないかと見ていました。そして実際のレースでは岩田康Jの好リードもあって、揉まれない4番手を追走し、勝負どころから早めに押し上げて行き、直線では1歩先にスパート。追ってもう1段ギアが上がる感じはなかったですが、最後まで勢い自体は衰えず。掲示板に来た他馬は差し・追い込み馬が多い中、正攻法で堂々と押し切ったのは見た目以上に強かったと思いますし、走破時計も悪くありません。

その後はNF天栄へ放牧に出て、昇級戦へ向けて調整を行っていましたが、中4週のローテで新潟のココへ使ってくるとは予想外。もう少し間隔を空けて大事に使ってくるイメージだったので。まあ、良いように考えれば、だいぶ詰めて使うことができるように体力面・体質面が強化されたということでしょう。また、帰厩後の調整に関してはコンスタントに時計をマークし、馬場入りを嫌がったりすることなく精神面でも安定。前走の勝利が自信が付いたのかな? 良い雰囲気でレースへ臨めそうです。

ただ、2勝クラスから3勝クラスへ昇級となると、簡単に乗り越えられない壁があります。ここで上位人気を集めているリネンファッション・プリティチャンスは牡馬相手にこのクラスで好走していますし、アイムポッシブルもダ1400mながら前走2着。これらとルコントブルーを比較すると、今後の伸びしろはあるとは言え、経験値の差は歴然。まずは強い相手に揉まれることで地道に力を付けていくのが先決。現状でどこまでやれるのかを冷静に見守りたいです。正直なところ、掲示板に乗れば上々でしょう。ただ、馬群で揉まれ込んで失速してしまうなど自滅する負け方だけは避けて欲しいです。

シルクなお馬さん(関西2歳牡馬・北海道組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain メッセージソング(牡・藤岡)父ロードカナロアチアズメッセージ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回周回コースでハッキング2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間は坂路調教でハロン15秒までペースアップしていましたが、4月下旬からリフレッシュ目的で周回コースでの軽めの乗り運動に止めています。少し気の強い一面がありますが、普段の様子は比較的大人しいですし、調教中も今のところは特に問題は出ていません。毛艶はとてもいいですし、飼い葉食いも良く、健康状態は良好ですね。ただ馬体にはまだ幼さが残りますし、精神的にもテンションの上がりやすいタイプなので、今後も定期的にリフレッシュを挟みながら進めていき、心身の成長を待ちたいと思います。馬体重は504キロです」(5/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ(牡・安田隆)父モーリス 母レッドジゼル

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本と周回コースでハッキング2700m、週1回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本、残りの日は周回コースでハッキング2700m

担当者「先月、外傷を負った右前膝の状態は乗り運動再開後も落ち着いていましたし、この中間は週を追うごとに調教の負荷を強めています。現在は坂路コースではハロン15秒まで脚を伸ばしており、それに加えてハッキングではありますが、周回コースでも長めのところをこなせています。以前腫れが見られた右トモ飛節の状態にも問題は見られませんし、このメニューを継続していきながら、さらなる体力強化に努めていきたいですね。気性面では相変わらず気の小さいところは目に付きますが、この馬なりに落ち着きが出て来ているように思いますし、段々と子供っぽいところも抜けてきていますよ。馬体重は489キロです」(5/1近況)


f:id:yakifish:20200513045835g:plain カミニートデルレイ(牡・大久保)父ジャスタウェイ 母フェイトカラー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:ウォーキングマシン

担当者「この中間も左トモの疲れが治まるまでウォーキングマシンでの運動に控えています。徐々に回復には向かっているものの、まだ完全にはスッキリとしていませんので、獣医師の許可が下りるまで軽めの運動に控えています。休む前はもう一つ体重が増えてこなかったですが、ようやく飼い葉食いが実になりつつあり、ここ最近の中ではふっくらと馬体を見せているので、今回の休養は良い意味で捉えたいですね。今後も獣医師に状態を診てもらいながら、調教再開に備えていければと思っています。馬体重は504キロです」(5/1近況) 

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カルトゥーシュ(牡・松下)父トーセンラー 母バシマー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回坂路コースでハロン15秒~16秒のキャンターを2本、週2回周回コースで軽めのキャンター1500m、残りの日程は軽めの調整

担当者「引き続き週3回坂路コースでハロン15秒のペースで登坂するようにしていますが、時計こそ出ているものの、まだ気持ちに反して体がついてこない感じです。でも、まだ焦る時期でもありませんし、もう少し馬の状態に合わせながら鍛えていこうと思います。まだ緩さがあるものの、体自体は幅が出てボリューム感が増してきました。精神的に神経質なところを見せるものの、基本的には素直で扱い易いですよ。以前は苦しくなると飼い葉食いが悪くなっていたものの、体力をつけてきたのと同時に安定して食べてくれるようになっているので、その辺りは成長が感じられますね。まだ成長途上で体を上手に使い切れていませんが、成長とともに解消されてくるでしょうから、今後も馬の状態に合わせながら体力・筋力強化に努めてまいります。馬体重は462キロです」(5/1近況)

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メッセージソングはこの中間、周回コースのみの運動でリフレッシュを図っていますが、馬体減ということはなし。少し気の強いところが競馬に行ってどうか?という心配はありますが、言うことを聞かないのであれば去勢手術をする手もあるので、今は深刻に考えないで良いのかなと思います。ひとまず脚力は非凡なものはあると思いますし、骨折で出遅れた馬ですし、焦ることなく心身の成長をしっかり促していってもらえればと思います。

性格面(気の小さい)の改善は難しいかもしれませんが、動き自体は良いものをみせてくれているクラシックステップ。3頭併せの真ん中に入れたり、他馬の後ろに付けてキックバックを浴びせたりと色々経験を積んでもらえればと思います。あとは馬体面で弱さもあるので、オーバーワークに繋がることは避けてもらいたいです。

3月・4月と苦労の調整が続くカミニートデルレイ。現在も左トモの回復に力を注いでいますが、まだスッキリ見せず。その一方で細くなりつつあった馬体重が回復傾向なのは○。乗り運動を再開するとまた減ってくるかもしれませんが、騎乗運動再開までにもっと回復・増加しておいて欲しいです。何とかここで負の連鎖から抜け出して欲しいです。

カルトゥーシュはこの馬なりに調教を消化していますが、気持ちと体がまだまだ噛み合っておらず。走ることへの前向きさがあるのは良いのですが…。まだまだ心身の幼さが目立つので、マイペースを貫いていくのみです。そして内面がしっかりしてくれば、馬体に幅が増したり、普段の立ち振る舞いに堂々としたところが出てくるのかなと思います。ひと夏を越すことで確かな成長を遂げて欲しいです。

土曜日(5/1)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ソレンニータ

5月1日(土)東京4R・3歳未勝利・牝馬限定・芝1600mに石川Jで出走。18頭立て9番人気で8枠17番からスローペースの道中を9、7、5番手と進み、直線では大外を通って1秒1差の8着でした。馬場は良。タイム1分35秒4、上がり35秒5。馬体重は6キロ増加の426キロでした。

○木村調教師 「久々でも装鞍所からマズマズ落ち着いており、パドックやゲートも無難に対応できました。17番枠を引いてスローの外々を回ったロスが響いたものの、最後まで頑張ってくれた・・・との石川騎手の話。また、この先に変わりそうな良い馬・・・とも評価しています。4コーナーでバラバラになった他、まだビュンと脚を使えないのは成長途上の分。一定の間隔は必要ですが、様子を見ながら新たなプランを立てましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○木村調教師 「レース後も大きなダメージが認められないだけに、手元に置いたまま調整を続ける方針。中3、4週ぐらいの間隔で使って行ければ・・・と考えています。1400mのスピードやダートをこなすパワーには疑問符の付くタイプ。次も芝1600mを軸に検討しましょう」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

土曜新潟11R バーデンバーデンC(芝1200m)3着(6番人気) 菊沢J

大外枠から互角のスタートを切るも、先行争いが激しく中団からの競馬になります。直線に入ってからは外目からグングンと伸びて、3着で終えています。

菊沢調教師「今回もレース直前に牧場から戻してもらいましたが、精神面はいつもより落ち着きがあって良い状態でした。調教時には多少掛かるところを見せていたものの、今日のレースではそこまで折り合い面に苦労する感じは無かったですし、一樹(菊沢一樹騎手)も『前が飛ばしてくれたので、この馬にしてはそれほど掛かるところはなかった』と言っていましたね。また、普段から左回りの方が乗り易い馬なので、この条件は最適なのかもしれません。大外枠を引いた時にはロスの多い競馬でどこまでやれるか半信半疑なところはあったものの、結果的に今の新潟の馬場を考えればそれは良かったですし、出来るだけ綺麗な部分をスムーズに走ることが出来ました。そうは言ってもノメる部分はありましたので、その中で3着とよく頑張ってくれていると思います。一樹のコメントは『リズム良く走らせて終いを活かす競馬となりましたが、よく伸びてきてくれました。いつもより位置は後ろだったものの、末脚が光りましたし、あとは相手関係だけですね』とのことでした。去勢の効果もあるのか、このクラスの1200m戦であれば安定株になりましたし、条件やメンバー次第では勝ちきるチャンスは十分あるはずです。トレセンへ戻っての状態次第にはなりますが、今のところいつも通りリフレッシュを挟む方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:5月16日の中京・朱雀S(菊沢J)

菊沢師「先週は最後まで頑張ってよく脚を伸ばしてくれましたね。トレセンに戻って状態を確認しましたが、少し疲れはあるものの通常のケアを行っていけば問題ないレベルですし、飼い葉もしっかりと食べてくれています。この後は中1週の中京に芝1200m戦が組まれていますから、そこに引き続き一樹(菊沢一樹騎手)で向かいたいと思います。特別登録の頭数は多くなるかもしれませんが、3場開催ということもあってジョッキーがあまりいないようですし、抽選になったとしてもそこまで分が悪くなることはないのではと思っています」(5/5近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードエース

5月1日(土)阪神11R・天王山S(OP)・国際・ダ1200mに川須Jで出走。15頭立て12番人気で3枠5番からハイペースの道中を7、4、6番手と進み、直線では最内を通って1秒4差の12着でした。馬場は重。タイム1分12秒1、上がり37秒6。馬体重は2キロ減少の502キロでした。

○松下調教師 「1番の直後ぐらいで・・・と鞍上はイメージしていた模様。ただ、思ったよりも相手が前半に主張しませんでしたね。直線で進路が開いても、結果的に伸びを欠く格好。今回は好スタートを切っただけに、もう少し積極的に進めたら良かったかも・・・。ただ、雨で締まった馬場。時計が速いと厳しいでしょう。まずはレース後の確認が必要ながら、大きな問題が無ければ続戦の予定」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、5月23日(日)新潟・韋駄天S(OP)・国際・芝1000mに菱田騎手で予定しています。

○松下調教師 「当面ダ1200mは組まれぬ状況。中2週で新潟の直線競馬を試しましょう。芝スタートで行き脚が付くのに加え、荒れていて時計の掛かるコース状態。ハンデ戦なのも好材料では・・・」

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土曜日(5/1)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

ソレンニータはどのくらいの馬体重で登場してくるか注目していましたが、プラス6キロでの出走に。見た目にはもう少しフックラしてきて欲しいところですが、コツコツ乗り込みながらも、馬体重を維持できていたのは良かったと思います。パドックでも変な力み等は見られませんでしたし、1度使ったことによる慣れはあったのかなと思います。

レースはマズマズのスタートからスッと前へ。内の各馬の動向を見ながら、宥めつつの追走ぶり。若干行きたがっていたと思いますが、頭を上げたりするシーンはなし。3角過ぎからジワッと押し上げて行った時は一瞬『オッ』と思いました。そして4角を回って最後の直線へ。勢いよく直線を向いたのでそこから伸びてくるかなと期待したのですが、残り300mぐらいで脚色が鈍化。外から2頭が勢いよく伸びていった際には抵抗出来ませんでした。そして残り200mでは脚が上がってしまってジリジリ後退。デビュー戦の9着を上回る8着に粘り込むのが精一杯でした。まあ、勝ち馬との差も1秒4→1秒1と詰めているので、デビュー戦から半歩前進といった2戦目だったかなと思います。

レース後のソレンニータですが、脚元等に異常はなし。このまま在厩調整を続き、中3~4週のローテで3戦目へ向かうとのこと。番組も芝1600mになりそうですが、スタートは上手でしたし、個人的には芝1400mに距離を短縮したほうが良さそうに思います。ダートは非力な馬体+走りなので合わないでしょう。また、次走へ向かうにあたり、馬体重の維持が課題になってきますが、1度使ったことで良い意味でガスが抜けてくれれば、更なる前進が期待できそう。正直なところ、勝ち切るイメージは沸きませんが、3戦目となる次走では掲示板入りを目標にして欲しいです。

抽選を掻い潜って、新潟・バーデンバーデンCに出走してきたアンブロジオ。前走でタフな競馬をしていたので、出走態勢が整うかどうか心配する時期もありましたが、10日競馬での参戦も追い切りを3本マーク。最終追いは上々の時計&内容だったので、何とか間に合わすことは出来たと思います。

また、ここ最近のアンブロジオは1200mで大崩れすることがなくなっていたので、左回り+時計の掛かる馬場で前進を期待。ただ、今回は定量戦で57キロを背負うことになったのが、どこまでマイナスに働くのかな?と見ていました。

レースはスタート直後に外へモタれる感じになりましたが、二の脚でそれなりにリカバー。好位で進めようとしてくれたと思いますが、今回は逃げ・先行馬が揃っていたようで、予想以上にレースが流れることに。そこでサッと切り替え、末脚を生かす競馬に持ち込んだのは大正解です。また、鞍上の菊沢Jはアンブロジオをしっかり手の内に入れてくれているのも大きいです。道中は出来るだけ外々を回らさせられるのを避け、4角手前から直線ではスムーズに馬場の外目へ。手応えの割に直線の伸びはジリジリでしたが、荒れ馬場に少し脚を取られながらも、頑張り通してくれた姿には頭が下がります。最後は少し前が狭くなった分、3着。今回もワンパンチ足りませんでしたが、コツコツ賞金を稼いでくれました。

レース後のアンブロジオですが、相応の疲れを感じさせるも、入念なケアと時間の経過で補えるレベル。在厩調整で臨むとだいたい着順を落としていますが、中1週のローテで16日の中京・朱雀Sへ向かうことに。次走でも抽選を突破してもらいたいです。そしてレースでは引き続き堅実な走りを見せて欲しいです。

ロードエースは中山の千葉Sを除外になった後、除外による優先権が出なかったことで、調教を緩める時期がありました。そしてオアシスSで除外の権利を取り、無事にここへ使えることになりましたが、万全の態勢で臨めることは出来なかったと思います。

また、阪神のダ1200mはオールダートでの1戦。それ故、ゲートを出て、躓いたりしないかどうか不安でしたが、ややフライング気味の好発から二の脚も上々。手綱を持ったまま逃げることが出来るくらいでしたが、テン乗りとなる川須JはHペースに巻き込まれるのを避けたのかな? 中団からの競馬になったのはビックリ。ここ最近のゴール前での甘さを見て、末脚を生かそうと考えてくれたのかもしれません。

道中は馬群の中で揉まれる形になっても、それなりに我慢は出来ていたと思いますし、4角を回ってくる時の手応えも上々。直線では一瞬、馬群を縫うように伸びてくるかなと期待したのですが、残り100mぐらいで怪しい脚色に。そこからパタッと止まってはいないのですが、ジリジリ下がって12着。脚抜きの良い馬場になって時計が速くなったのもやはり痛かったです。

レース後のエースですが、脚抜きの良い馬場を走った疲れ・ダメージは大丈夫そう。ただ、ダ1200mの適鞍がなかなか組まれていないということで、次走では新潟の千直を試すことに。中2週のローテで23日の新潟・韋駄天Sを予定しています。

これまでのレースぶりから、1200mでも若干距離の長さを感じていたので、1000mでレースが出来ること自体はプラスでしょう。馬体の硬さが目立つので、芝では辛いと思いますが、今の荒れた新潟の芝なら悪くないかも。ハンデ戦なので、53~54キロでの出走になるのも魅力ではあります。ただ、単純に芝でのスピード不足で凡走する可能性も低くくはないでしょう。個人的にはこのレース選択は賛成で、よく考えてきたなあと思いました。

シルクなお馬さん(池添学厩舎)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日にCWコースで時計
・次走予定:5月22日の中京・ダ1200m(団野J)

池添学師「5日の追い切りは、追走し最後の直線で3歳オープンのユアヒストリーの内側に併せて行き、0.2秒遅れでゴールしています。前半の行きっぷりの良さからハミをさらってしまい、体が伸びて溜めの利かない走りでしたので、レースまでに修正できるよう調整していきたいと思います。左回りコースだと手前替えがもう一つだったことから、先週末に左回りでサッと時計を出してみたところ、その時はスムーズに手前を替えていましたので、この馬なりにしっかりとしてきているのは確かだと思います。来週の競馬までしっかり乗り込んで態勢を整えていきたいと思います。なお、鞍上は初コンビとなる団野騎手に依頼しています」(5/6近況)

助 手 2CW稍 45.1- 13.9 馬なり余力
見 習 5CW良 82.7- 66.6- 51.8- 38.3- 12.9 直強め余力 ユアヒストリー(三オープン)末強めの内1.3秒追走0.2秒遅れ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:坂路コースでキャンター、ゲート練習

池添学師「入厩後も環境の変化に戸惑うことはなかったことから、1日から乗り運動を開始しています。従順で扱い易く、調教では手を煩わせることなく順調に進められています。5日からゲート練習を開始していますが、枠入り・駐立はスムーズに行えており、消音で出すところまで進めてみましたが、初日にしてはまずまず反応してくれました。運動後も非常に穏やかに過ごしていますし、この調子でゲート試験合格に向けて進めていきたいと思います」(5/6近況)

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先月28日に帰厩したイルデレーヴはスムーズに追い切りへ移行。日曜(2日)のCWは左回りになるので、走りの感触を確かめ、5日は同年代のOP馬との併せ馬。追走して遅れと見劣っていますが、気分良く追い掛け過ぎて、終いが甘くなってしまった様子。騎手候補生には難しかったのかなと思いますが、馬自体は元気一杯。レースまであと2週ありますし、この感じなら良い状態でレースへ臨めると思います。また、次走の鞍上は初コンビとなる団野Jに決定。道中の脚の使い方、直線での手前の替え方がポイントになってくるので、レースまでに追い切り等に跨り、感触を掴んでおいてもらえればと思います。

NFしがらきへ到着時も新しい環境に難なく対応してくれたコンジャンクションですが、栗東トレセンへ入厩に際しても、環境の変化に戸惑うシーンはなし。調教やゲート練習を重ねるとピリッとしてくるかと思いますが、今のところ、堂々と立ち振る舞うことが出来ているのは心強いです。また、第一関門のゲートに関してですが、従順な対応ぶりで枠入り・駐立に関しては問題なし。あとはゲートが開く音に戸惑う面を見せなければ、そう遠からずゲート試験を突破してくれると思います。今の良い雰囲気をとにかく継続していって欲しいものです。

シルクなお馬さん(宮田厩舎)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:6日に南Wコースで時計
・次走予定:5月15日の東京・芝1800m、もしくは5月16日の東京・芝2000m

宮田師「6日に南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はノワールドゥジェが2頭併せの誘導する形から、直線では内から来た古馬2勝クラスのバイキングクラップと馬体を並べて、そのまま終えています。先週と同様に追い切り時にはメンコを外しているのですが、精神面がドッシリとしてきて、物事に対して過敏に反応する面がなくなりましたし、動きにも鋭さが増しています。調教の動きだけ見れば十分勝ち負け可能ですので、何としても来週で勝ち上がりを決めたいところですね。また、体もこの中間で極端に減ることはなく、飼い葉食いもこの馬としては良い方だと思います」(5/6近況)

見 習 2美坂重 58.7- 41.8- 26.8- 13.7 馬なり余力
助 手 6南W重 68.2- 53.4- 39.4- 12.6 馬なり余力 バイキングクラップ(古馬2勝)末強めの外0.4秒先行同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:6日に坂路コースで時計
・次走予定:5月23日の東京・芝1600m

宮田敬師「こちらへ帰厩してからは坂路コース中心で乗り込んでいたのですが、1日の夜に右目のまぶたを大きく切ってしまいました。恐らく雷が鳴ったことに驚いてしまい、馬房内で暴れたことが原因だと思います。すぐに縫合したことで傷口は快方へ向かっていますし、眼球にも傷が入っていなかったので、その点は良かったです。少し可哀想な見た目をしていますが、獣医師は『調教を行っても良い』とのことですから、今週に入っていつも通り乗っており、その後も特に問題ないので、6日に坂路コースで追い切りを行いました。単走でサラッと時計を出しましたが、息遣いこそまだ重たいものの、チップが重たい中でも軽快な走りを見せていましたね。今週末に抜糸を行う予定ですが、順調に腫れは引いていますし、この調子で進めていければ、5月23日の東京・芝1600m戦に間に合うのではないかと考えています」(5/6近況)

助 手 1美坂良 64.6- 47.2- 30.4- 14.8 馬なり余力
助 手 6美坂不 56.7- 41.1- 27.0- 13.1 馬なり余力

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ノワールドゥジェは引き続き来週の東京戦を両睨みしていますが、1週前追い切りに当たる5日の追い切りでは先週と同パートナーでWコースでの併せ馬を消化。先行して目標となる形でしたが、馬体を併せてからの脚色は優勢。元々、攻めは走る馬ですが、追い切り本数を重ねて素軽さは出ています。また、暖かくなってきたことで少しずつ実が入ってきたのかなと思います。それにより精神面でも大人になって様子。久々の方がむしろ走ると思うので、来週のレースでは勝ち負けを狙ってもらいたいです。また、上位へ食い込むことが出来なければ、相手関係が落ちる牝馬限定のダート戦でまずは1勝を目指して欲しいです。

セラフィナイトは3歳馬同士で戦える間での出走を目指して調整中ですが、1日の夜、雷が鳴ったことに驚いてしまったようで、右目のまぶたを大きく切ってしまうアクシデント発生。幸い、すぐに処置することができ、眼球に傷も出来ていないとのことですし、獣医師からも調教を行ってもOKということでホッと一安心。6日の追い切りはちょっと内容が軽くなってしまったかと思いますが、レースは再来週なので補えるでしょう。あとは精神面でピリピリし過ぎてこなければ良いのですが…。