焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

来週15日の新潟・芝2400mで2戦目を迎えることになりました。鞍上は西村淳Jを予定。☆ヒーズオールザット

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヒーズオールザット(セ・藤原英)父ブラックタイドシーイズトウショウ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日にCWコースで時計
・次走予定:5月15日の新潟・芝2400m(西村淳J)

藤原英師「5日の追い切りは西村淳Jに手伝ってもらい、CWコースで併せて行いました。道中は追走し、最後の直線で3歳1勝クラスの内側へ併せて行きましたが、やや遅れたものの、ここ最近の中ではよく動けていましたよ。調教後、西村淳Jに確認したところ、『まずまず反応してくれましたが、まだ集中し切れていないところがあり、その辺りが改善すればより良い動きを見せてくれそうです。より集中力を高めるために、一度チークピーシズを試してみてもいいかもしれません』とコメントしていました。ジョッキーの進言もありましたので、来週の追い切りで一度チークピーシズを着けてみて、どれだけ効果があるか試してみます。その追い切り次第ではあるものの、今のところ5月15日の新潟・芝2400mに西村淳Jで向かいたいと考えています」(5/6近況)

西村淳 5CW良 84.4- 68.7- 53.8- 39.2- 11.6 一杯追伸る ゲヴィナー(三歳1勝)馬なりの内0.9秒追走アタマ遅れ

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

2戦目の予定を決めず、CWコースで丹念に時計を出しているヒーズオールザット。5日の追い切りでは先週同様に西村淳Jが跨っての併せ馬を行っていますが、併せた相手が京都新聞杯に出走するので映像で動きを確認することが出来ました。直線は持ったきりの手応えのゲヴィナーに煽られまくりでしたが、何とか食らい付き、ヒーズオールザットとすれば上がり1ハロン=12秒を切れたのは○。血統馬なので真面目に走ってくれれば、それなりの脚力は秘めている筈ですから。そしてこの動きを見て、来週の新潟・芝2400mで2戦目を迎えることになりました。鞍上は西村淳J。自分からグイグイ進んでいく馬ではないので、折り合いを欠くことはありません。ですから、距離が延びるのは問題なし。今の荒れ果てた新潟の芝は時計が掛かる分、悪くないでしょうし。

また、追い切りに跨った西村淳Jのジャッジでは、もう1つ集中し切れていないとのことでチークピーシズの着用を進言されました。来週の追い切りで試すことになっていますが、おそらく効果は薄いと思うので、デビュー戦と同じ馬装(ブリンカー着用)で臨んでもらえればと思います。何とか2戦目で未勝利突破に光が射し込むような走りをお願いします。

シルクなお馬さん(3歳男馬・NFしがらき組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒

調教主任「負荷を強めた後も問題なく進められていたことから、この中間は週3回坂路でハロン15秒のペースで登坂しています。本数を増やした後も疲れを見せることはなく、キビキビとしていますよ。この放牧期間に更に成長している感じが窺えますし、この調子で更に負荷を強めて帰厩に備えていければと思っています。馬体重は534キロです」(4/30近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain バラキエル

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン17秒

調教主任「こちらで状態を確認したところ、背腰にやや疲れが見られたものの、それ以外に目立ったダメージは見られなかったことから、今週から乗り運動を開始しています。週半ばから坂路にも入れていますが、問題なく対応しています。今後も背腰のケアを施しながら徐々に運動量を増やしていければと思っています。馬体重は494キロです」(4/30近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスターサファリ

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン17秒

調教主任「この中間も同様のメニューで乗り運動を続けています。蹄の状態には気を付けながら進めていますが、歩様に見せることもなく、順調ですよ。蹄が伸びるまでもう少しじっくり立ち上げていく方針ですが、体が緩まないように気を付けながら運動を続けていきたいと思います。馬体重は518キロです」(4/30近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ロコポルティは引き続き精力的に乗り込むことが出来ているのは○。ただ、次走に関してはどこを視野に入れているのかが不透明。3歳馬同士+ダ1200mなら、22日に適鞍はあるも、そこだと一足先に帰厩しているイルデレーヴとぶつかります。おそらく次の更新で見えてくるとは思いますが…。

バラキエルはどうしても背腰に弱いところが出てしまうも、脚元は大丈夫。ひとまず無理のない範囲で乗り進めつつ、入念なメンテナンスをお願いします。

ミスターサファリは蹄の状態を確かめつつの乗り込み。その後、悪くはなっていないも、もう少し蹄が伸びてから負荷を高めるとのこと。現状は馬体&気が緩まないように適度な刺激になってくれればと思います。

5日に帰厩。22日の中京・メルボルンTをC.ルメールJとのコンビで予定しています。☆アリーヴォ


f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリーヴォ(牡・杉山晴)父ドゥラメンテエスメラルディーナ

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・次走予定:5月22日の中京・メルボルントロフィー
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒

調教主任「乗り運動を開始した後も問題なく進められていたことから、この中間から坂路にも入れています。週半ばには坂路でハロン15秒まで負荷を強めていますが、良い手応えで駆け上がっていますよ。ペースアップ後もムキになることはないですし、心身ともに成長が感じられますね。来週には帰厩することになるでしょうから、いつ声が掛かってもいいように態勢を整えていきたいと思います。馬体重は507キロです」(4/30近況)

・在厩場所:5日に栗東トレセンへ帰厩
・次走予定:5月22日の中京・メルボルントロフィー(C.ルメールJ)

杉山晴師「放牧に出した後も問題なく進められていたことから、5日の検疫でトレセンに戻しました。5月22日の中京・メルボルントロフィーを予定していますので、明日から乗り運動を開始し、週末から時計を出していく予定です。次走はC.ルメール騎手に乗ってもらうことになりましたので、良い状態でバトンを渡せるよう努めていきたいと思います」(5/5近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

前走2着後、NFしがらきで再調整を行ってきたアリーヴォ。次走の予定が決まっているので、じわじわ状態を上げてきましたが、5日の検疫で栗東・杉山晴厩舎へ帰厩しています。

個人的には状態を整える程度で帰厩に備えてもらえれば十分でしたが、坂路でハロン15秒を乗るところまで負荷を高めることに。状態の良さから自然と対応出来た感じなんでしょう。ここにきて着実に成長・パワーアップしているのは頼もしいです。

また、次走の鞍上ですが、引き続き吉田隼Jになるのかなと見ていたら、C.ルメールJに依頼済み。序盤、少し行きたがる面を覗かせるかもしれませんが、それを宥めれば、操縦には苦労しない筈。あとは人馬息を合わせ、更なる1ハロン延長を乗り越えてもらいたいです。

今週の出走馬(5/8・9)

<日曜日>

f:id:yakifish:20200513045835g:plain グレイシャーパーク
新潟1R・3歳未勝利・牝馬・ダ1800mに斎藤Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー
東京5R・3歳1勝クラス・ダ1600mに福永Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション
東京5R・3歳1勝クラス・ダ1600mにC.ルメールJとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain シェダル
東京10R・ブリリアントS・ダ2100mに横山武Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト
東京11R・NHKマイルC(G1)・芝1600mに福永Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー
新潟12R・三条S・牝馬・ダ1800mに丸山Jとのコンビで出走します。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

今週は日曜日に出資馬6頭が集中。その内1鞍は出資馬対決、そしてピクシーナイトのG1挑戦となります。

出来れば1つ勝っておきたい週ですが、各馬共に掲示板は何とか確保(5着以内)を目指したいです。

出走記事はピクシーナイトだけ単独で書いて、あとはまとめてという形を予定しています。

ロードなお馬さん(2歳・千葉ケイアイファーム組)

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードリライアブル

千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク700m→ハッキング1000m→キャンター1400mもしくはダート坂路コース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン20~22秒ペース)もしくはダートコース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン18~20秒ペース)。5月7日(金)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動の予定です。

○当地スタッフ 「出発の可能性も考えられた為、先週は普通キャンターまで。結果的には持ち越しになったものの、馬自身は好調を維持しています。5月7日(金)に栗東トレセン近郊へ移して待機。検疫馬房が確保できた段階で速やかに入厩する段取りです」

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードオルデン

千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク700m→ハッキング1000m→キャンター1400mもしくはダート坂路コース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン20~22秒ペース)もしくはダートコース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン15~20秒ペース)。5月7日(金)に栗東・辻野泰之厩舎へ入厩の予定です。

○当地スタッフ 「4月27日(火)もハロン15秒ペースで走らせました。最後まで余裕たっぷりに動いており、体力レベルについては大丈夫。身体も普通な印象で細くありません。5月6日(木)に出発予定。この先は輸送に備えてセーブ気味な内容に止めます」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

リライアブルはそろそろ入厩の声が届きそうということで、この中間はトレセンでの追い切りのような強めの調教は控えていますが、状態は維持できている様子。今週中の入厩は見送られましたが、7日に滋賀・グリーンウッドへ移動することに。あとは検疫が取り、馬房の都合が付けば、トレセンへということです。完成度の高い1頭ですが、トレセン生活で体力面や気性面の細かいところが分かってくると思うので、良いジャッジを得ることできることを願っています。

オルデンは千葉ではハロン15秒までの乗り込みですが、余力十分に動くことが出来ているようですし、土台はしっかりしている様子。カイ食いが渋りやすい馬ですが、現状はそこまで細くなっていないでしょう。そして好調キープのまま、7日に栗東・辻野厩舎へ入厩する予定となりました。出発直前になって熱発したりするケースがありましたが、今は無事に千葉を出発できていることでしょう。

ロードなお馬さん(2歳・北海道組)

f:id:yakifish:20200513050027g:plain サンクフィーユ

三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000m→キャンター2400~3200m(1ハロン20~25秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク1500m→キャンター2500~3500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン13~18秒ペース)。

○当地スタッフ 「成長に合わせて秋のデビューを見据える1頭。早々に千葉の分場へ移す可能性は低く、当面はこちらの施設でバリエーションに富んだ調教を続けるつもりです。この先も積極的に強目を交えつつ、必要に応じて小休止も挟んで育て上げようと思います」

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアラビアン

三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000m→キャンター2400~3200m(1ハロン22~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク1500m→キャンター2500~3500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~18秒ペース)。

○当地スタッフ 「日々の具合を慎重に確認しつつ、少しずつペースアップを果たしています。すっかり良い流れを取り戻しており、更に負荷を高めても対応できそうな雰囲気。最初からいきなり15-15のラップは刻まず、終いだけ伸ばすイメージで段階を踏む方針です」

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードラプソディ

三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000m→キャンター2400~3200m(1ハロン20~25秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク1500m→キャンター2500~3500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン13~18秒ペース)。

○当地スタッフ 「ハロン13秒レベルを定期的に消化。ビシッと攻めても極端に疲れていないのは何よりです。先々週に中身のある内容で勝ち上がった半姉チャペルレーンに続けそう。水準以上の能力を感じているだけに、本馬もキッチリと勝利を掴めるように育てます」

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードレアル

三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク1000m→キャンター2000m。

○当地スタッフ 「この2週間も脚元等に悪い変化は無し。歩様については至ってスムーズです。獣医師の許可が下りた点を踏まえ、少し前から緩やかなキャンターを取り入れる流れ。速度や傾斜を微妙に調整しつつ、現在はハロン22秒相当のスピードで走らせています」

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

サンクフィーユは2歳秋の始動予定。この母系は牝馬が走るイメージが強いので、3番目で初めて牝馬に出たので盲目的に出資しましたが、血統馬らしい成績を残せるかとなると半信半疑。身体能力は高いかと思いますが、気性面の課題(精神面が子供)がどこまで足を引っ張ることになるのか…。

アラビアンは無理することなく遅れていた分を詰めてきているのは○。母系が地味なので伸びしろがどうかという不安はあるも、走りは操縦性が高く、ダートでもやれそうな雰囲気。未勝利で終わる馬ではないと思います。

ラプソディはここからしっかりしてきてもらわないといけませんが、速い調教にも耐えることが出来ているのは○。ただ、立ち姿の画像を見ても。腰に甘さがあるように思うので、コツコツ乗り込みながら背腰・トモの強化を根気よく叶えて行って欲しいです。

レアルは獣医師の許可が下り、トレッドミルで緩やかなキャンターを開始。ひとまず前進できたのは良かったですが、無理は禁物。獣医師の指示を仰ぎながら、丁寧に取り組んでいくのみです。トレッドミルを導入することができていて今更ながら良かったです。

シルクなお馬さん(3歳牡馬・NF天栄組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

・在厩場所:福島県ノーザンファーム天栄
・調教内容:週3回坂路コースで軽めのキャンター、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「まだ本調子とは言えないものの、少しずつ疲れの方も取れてきている様子だったので、今週は坂路コースで軽めのキャンターを行っています。ハロン16~17秒くらいまで脚を伸ばしており、動き自体は問題ないので徐々にペースは上げて行けそうですが、今後もじっくりと進めていきます。馬体重は484キロです」(4/30近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット

・在厩場所:福島県ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回周回コースで6ハロン15-15、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「今週は周回コースで強めのところを行う日を週2回に増やし、距離も6ハロンに延ばしています。まだ前向きさが足りず、馬の動き的には本物ではないなという感じですが、対応は出来ていますし、今後はペースの方も徐々に上げつつ、状態を上向かせていければと考えています。馬体重は504キロです」(4/30近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ドゥラモンドは引き続き無理のない範囲での乗り込み。疲れは徐々に取れてきていますが、良い頃の雰囲気にはまだまだなので、時間を掛けて良化を促していくしかありません。そしてその後は心身の成長を促しながら、鍛え直してもらえればと思います。

アンダープロットは周回コースでの15-15を週2回に強化。6ハロンから行くようにしています。動きに関してはまだまだ物足りないも、それなりに対応は出来ています。今後は併せ馬を多めに取り入れ、本数を重ねることで活気が出てきてくれればと思います。そうすれば、動きは変わってきてくれると思います。脚力は非凡なモノを持っているだけに、前走の極悪馬場による精神的・肉体的なダメージをしっかり拭い去ってもらわないといけません。

シルクなお馬さん(4歳上牡馬・NFしがらき組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サリオス

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン16秒

調教主任「その後も順調に進められていましたので、この中間は坂路のペースをハロン16秒まで上げています。運動後もトモの状態は良い意味で変わりありませんし、それ以外にも気になるところはありません。これから徐々に負荷を強めて、いつ声が掛かってもいいように態勢を整えていきたいと思います。馬体重は568キロです」(4/30近況)

⇒⇒8日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。(5日・最新情報より)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain クレッセントムーン

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒

調教主任「この中間もコンスタントに時計を出すことが出来ており、徐々に素軽くなってきましたよ。体に張りも出て見映えするようになってきましたし、この調子で更に良化を促して行ければと思っています。具体的な番組につきましては、もう少し乗り込んでから相談することになっています。馬体重は537キロです」(4/30近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

サリオスは引き続き坂路での乗り込みを消化。ハロン16秒までピッチを上げていますが、反動は出ていません。ようやく上向いてきたかなと言ったところですが、5日に最新情報が伝えられ、8日の検疫で美浦・堀厩舎へ戻る予定になっています。この後はやはり安田記念へ向かうことになるのでしょう。

クレッセントムーンは3勝クラスでやれるようになるにはレベルアップが必要なので、この中間も熱心に乗り込むことが出来ているのは○。ただ、手前を替え切れないなどの課題もあるので、結果が変わってくる可能性は低くて…。ここまで大事に使ってきているとはいえ5歳になる訳ですし。障害転向という選択肢がそろそろ出てくるかもしれません。

シルクなお馬さん(2歳牝馬・北海道組)

f:id:yakifish:20210506122635j:plain
f:id:yakifish:20200513045835g:plain アストロフィライト(牝・中内田)父ディープインパクト 母ウェイヴェルアベニュー 

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2400m、残りの日は軽めの調整

担当者「その後も馬体や脚元に不安が出ることはなく、坂路コースと周回コースを併用し、同様の調教メニューを継続しています。十分な乗り込み量を確保していることで、動きや体力面にだいぶ余裕が出てきているようで、体をしっかり使って走れるようになってきましたし、前向きさも出てきましたね。体重こそ大きく変わりませんが、背が伸びてかなりガッチリしてきた印象を受けますし、これからもう少し大きくなりそうな雰囲気がありますよ。今後も成長に合わせながら進めていこうと思います。馬体重は457キロです」(5/1近況)


f:id:yakifish:20200513045835g:plain エバーフレッシュ(牝・松永幹)父ハーツクライ 母パーシステントリー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2400m、残りの日は軽めの調整

担当者「前回、リフレッシュ効果でせっかく増えていた馬体重が、また減少傾向にあるので、この中間は調教強度を少し落としました。これ以上は減らさないように気を付けていきたいですね。それでも、ほぼ毎日乗り運動を行うことができていますし、内容としては良い調教を積むことができていますよ。脚元に問題はなく、飼い葉も食べてくれていますし、体調面に不安はありませんね。まだ緩さがありますし、筋肉量も物足りないですから、今後もじっくりと乗り込んで良化を促していきます。馬体重は441キロです」(5/1近況)


f:id:yakifish:20200513045835g:plain リヴィア(牝・安田翔)父GalileoリプリートⅡ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回坂路コースでハロン14~15秒のキャンターを1本と放牧、週4回周回コースで軽めのキャンター2400mと放牧、残りの日程は軽めの調整

担当者「引き続き週2回坂路コースでハロン15秒の調教を継続しており、速い日はハロン14秒台まで脚を伸ばすようにしています。先月と比較すると、最後まで余裕を持って駆け上がってくれるようになり、前後のバランスがしっかりとしてきましたね。体重こそ大幅に増えていないものの、全体的にボリューム感が増してきましたし、それだけ中身が伴ってきた証拠だと思います。調教後は昼間放牧を取り入れるようにしてから、肉体だけではなく、精神的にも余裕が出て、調教では以前にも増して乗り易くなってきました。今後も馬の状態に合わせながら乗り運動を進めていければと思っています。馬体重は421キロです」(5/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア(牝・木村)父ロードカナロア 母モシーン

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:ウォーキングマシン

担当者「この中間は1週間リフレッシュ取り入れ、先週から乗り運動を再開いたしましたが、今週になって熱発してしまった為、ウォーキングマシンのみの運動に止めています。先週までは坂路コースをハロン14秒ペースで、周回コースでもコンスタントに乗り込んでいました。運動中の動きには力強さを感じるようになりましたし、併せ馬でも負けん気があり、競走馬として必要な要素を身につけてくれていて着実に成長しています。熱発も幸い軽いものなので、数週間様子を見てあげれば、乗り運動を再開することが出来ることでしょう。馬体はキ甲が成長して幅も出ましたし逞しくなりましたよ。馬房でもリラックスできて休めていますから、体調を見ながら運動の負荷を高めていきます。馬体重は453キロです」(5/1近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

北海道で調整中のシルク2歳牝馬の近況をまとめて。

アストロフィライトは緩やかな成長曲線ですが、見た目はだいぶしっかりした印象。バランスの良い好馬体はさすがです。素質は確かなものがあると思うので、今は頓挫を引き起こすことなく、コツコツ乗り込んで土台を固めていくことが大事。そして春から夏にかけてググッと成長を遂げていってもらいたいです。

エバーフレッシュはリフレッシュを挟んだことで雰囲気が良くなり、馬体重も450キロ台まで戻すことが出来ていたのですが、ここに来て馬体重が減少傾向に。今のところはハロン16秒台にセーブし、周回コースで乗る日を1日減らすことで対応。騎乗運動をストップすることは避けることが出来ています。ただ、その後の回復が鈍いようなら、ウォーキングマシンのみの運動へ切り替えるといった柔軟な対応をお願いします。

リヴィアは与えられたメニューに食らい付くことは来ていますが、最後は少しクタびれた感じで失速気味な様子。まあ、これは体力がついてくれば変わるでしょうし、今は前向きに調教に取り組んでいることを評価したいです。そしてここにきて馬体重は421キロへ。もっともっと増えて欲しいところですが、1つ壁を乗り越えたかなと思います。

カーペンタリアはリフレッシュを挟み、乗り運動を再開して負荷を高めていこうという段階で熱発。幸い症状は軽いようですが、ウォーキングマシンのみの運動で余裕を持たせています。それまでは併せ馬で負けん気を出すなど競走馬向きなところを示してくれていたようですし、ここは気持ちを切り替え、焦ることなく、熱発からの回復を進めてもらえればと思います。

東サラなお馬さん(2歳馬)


f:id:ytitle= レッドブレンナー(牡・安田隆)父ロードカナロア 母ジェイム

21.04.30
吉澤ステーブル

馬体重:474キロ
ハロン15秒ペースでしっかりと動けるようになったこともあり、ハロン14秒の坂路調教もおこなっています。トモの筋肉が発達してきたことで、素軽さと力強さを兼備した動きが出来ています。まだまだ馬体には幼さを感じるところも残っていますが、今後は伸びやかさ、張りといったものが増してくるはずです。体調をチェックしながら、さらにペースを上げていく予定です。


f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター(牡・橋口)父イスラボニータ 母パイタ

21.04.30
社台ファーム

馬体重:506キロ
ハロン13秒台を出す日、ハロン14~15秒ペースの時計を2本出す日を設けながら、坂路調教をおこなっています。元気過ぎると感じるくらいの活気溢れる動きを見せていて、走りのスピード感には相当なものがあります。前進気勢は強くとも、しっかりと折り合いが付く点は強調材料。中距離戦でも良い競馬が出来ると見ています。移動時期は未定ですが、仕上がりは早そうです。


f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドカロス(牡・奥村武)父イスラボニータ 母ビジュアルショック

21.04.30
社台ファーム

馬体重:514キロ
リフレッシュ期間を設けたことで溜まっていた疲れも抜け、通常のトレーニングを再開しました。現在は、ハロン14~15秒ペースの坂路調教をおこなっています。前掛かりなところも多少ありますが、前進気勢に優れた、スピード感のある走りが出来ています。まだ幼さが残る気性面の成長、背中、トモの強化など課題はありますが、能力は高く、今後の大きな変わり身が期待できます。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

レッドブレンナーは負荷を高めながら、馬体重が着々と増えているのは○。気性面で少し課題はあるのかもしれませんが、操縦性はそこまで問題ではなさそう。引き続き心身の成長を促しつつ、マイペースで進めてもらえればと思います。

レッドデクスターは出掛けの硬さが和らいできて欲しいですが、首を上手に使って、走りっぷりは上々。今回更新された動画では血統馬のレッドアクトゥールを煽る動きを見せています。芝で活躍を期待したいですが、体質がパンとしてくるまではダートを使うのもありかと思います。

レッドカロスは馬体のボリュームがやや豊富過ぎるので、これからの成長過程で背が伸びてくれればなと思います。また、重心の低いタイプですが、走る時・歩く時には少し体が起きてきた方が走りはスムーズになってくるのかなと思います。コツコツ乗り込みながら、良い成長を見せてくれることを願うばかりです。